限られた英雄のみが体験 自毛植毛
未知との遭遇 自毛植毛
自毛植毛 体験談まとめ自分の髪を、
毛根ごと移植してしまうという、
究極神拳こと、「自毛植毛」。
数少ない英霊のみが体験してきた、
この荒行を取材してきた。(ガチ談話)
共通項をまとめて、再現したので、
生の体験談を、とくとご照覧あれ。
ほぅほぅ(*゚д゚))
先人たちの自毛植毛
再現 スタート
基本スペック
まだ 23歳
23歳。生え際がかなり後退。
さらに、M字に、えぐれてきている。
(AGAタイプ1・いわゆる若はげ)
前頭葉肥大による、オデコの張り出し。
もはや、前髪で隠す事は困難と悟り、
ついに自毛植毛を決意する。
※画像はイメージで、架空の人物
まず、クリニックに電話して、
手術の予約を取ろうとした。
しかし、まずは、
「無料カウンセリングを受けてください」
との事。
今日、今すぐ手術したかったのに、
まずは、
めんどくせーカウンセリングを
しなくてはならない。
これじゃあ、
予約の予約のような感じである。
せっかく決意をして、
意気込んでいる時に限って
絶対ある事だが、
自分がやりたい
タイミングでは
絶対にできないものである。
せっかく勇気を出して電話したのに、
軽く あしらわれ、
待つことが苦手な「若はげ」の機嫌は
みるみる悪くなる。
せっかく決意をして、
意気込んでいる時に限って
絶対ある事だが、
数週間後まで
見事に満席である。
すぐにやりたくても、できないのである。
いきなり、出鼻をくじかれ、
植毛候補生たちは、みるみる不機嫌になる。
ワガママが通らない時の、
植毛候補生たちの顔は、
夜叉(やしゃ)になる。
やむなく、6週間後の
無料カウンセリングの予約を入れる。
長工エエェェ(´д`)ェェエエ工
さて、当日カウンセリングに行くと、
先生は、得てして、フサフサである。
まずは、施術方法と費用の説明を受ける。
まず、本数に関係なく、
手術する時点で、40万確定。
((ヾ(≧皿≦;)ノ_))きぃぃぃぃっ!
(もちろん、クリニックによる)
携帯電話の基本料金のようなものだ。
そこから本数により加算されていく。
М字を埋めるだけでも、80万前後となり、
「M字補修」+「オデコを1cm下げたい」場合、
100万超えになるようなので、
若い人の場合、
М字補修だけにする人が多い。
М字補修の費用相場
およそ80万前後ヾ(o`ω´o)ノ゛ムゥゥ
80万というと、
軽自動車が買えるような大金だが、
ほとんどの人が臆することなく、
手術予約を済ます。
なぜなら、薄毛に悩む若者にとっては
人生最大の問題であり、
全てに優先する最重要事項である。
「金で解決」できるものなら、
喜んで、「金で解決」してしまうのだ。
正社員で働いている者であれば、
80万の出費なら、
なんとか手の届く額である。
さて、カウンセリングの続きだが、
生え際のラインも、
不自然にならないよう色々提案してくれる。
前髪を伸ばして隠している人の場合、
ナース(女性)のいる前で、
容赦なく、前髪をめくられる。
伏魔殿である前髪を、大胆にめくられ、
マジックでオデコに線を引いて説明される。
(当然、水性マジック)
その際、屈辱感を伴う。
(女の子のナースの 目の前での悲劇)
男してのプライドは完全崩壊する。
そして、先生の説明は続く。
移植の髪は、自分の後頭部の髪を使う。
薄毛の人も、後ろの髪だけは強く太い。
その限られた精鋭だけを、
M字の部分に移植するというのだ。
別に、短く切ったりする必要はないらしい。
そのまま、植毛手術を受ける意思を伝えると、
いきなりローンを組まされそうになる事が多い。
(ローンを組んでくれた方が、
クリニック側は儲かるようだ。提携か。)
「家に帰れば80万ある」と言うと、
手術の日に支払う約束でОKとなる。
ここまで進んで、やっと
予約がとれた形となる。
ε=('A` )ハァ…
あと、手術の次の日にも、診療が必須という事で、
手術当日はどこかに一泊しなければならない。
(家から遠い人の場合)
カウンセリングが終わり、帰路につくと、
だんだんと植毛に対しての現実味が湧いてくる。
この時、半数以上の人が、
(3年くらい前に)
もっと早く決意していれば良かったと
激しく後悔している
ともあれ、
自毛植毛の予約を入れる事に成功すると、
俄然、テンションが上がる。
期待と不安が交錯する中、
これで もしかしたら
人生が変わるかもしれない
(嬉)という夢が膨らむ
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人間の叡智 人智の結晶
完全に外科手術 修羅場の手術室
自毛植毛のクリニックは、
たいてい、大都市(東京・大阪)にある。
しかも高層ビル(30階超の摩天楼)の中に
入っている場合が多々ある。
ビル内部に入ると、
とてもグローバルな環境で、日本人はもちろん、
キレイなスーツに身を包んだ、
背の高いイケメンの外人さんたちが、
足早にフロアを駆けている。
(とても忙しそう。みんな仕事がデキそう。
みんなキラキラ輝いている。リア充そう。)
1つ言える事は、「植毛の手術に来た人」が、
こういったビルに入場すると、
ものすごく
場違いな感じがする
得てして、ビルの15階とか、
中途半端な階にクリニックはあり、
絶対にエレベーターに
乗らなくてはならない
つまり、エリートたちと、
しばしの間
同乗することとなる。(気まずい)
あまりにも場違いなのは、
相手(外人さん)も分かっており、
不審者扱いされる事すらある。
エレベーターが動き出し、
5秒もすると、ある外人さんが、
突然、大声を上げる。
「OH! ジャパニーズ ニンジャ!!」
いまだに、日本には
忍者が普通にいると
思っている外人さんもいるのである。
外人さんも、毎日、
このビルに通勤しているのだから、
15階に
そういうクリニックが
ある事くらいは、余裕で知っている。
エレベーターが15階に止まると、
外人さんは、
全てを理解する。
(不審者扱いは終わる)
このビルの場合、
エレベーターが15階で止まった瞬間、
失笑が飛び交うのが慣例と
なっているようだ。
かなり恥ずかしいものの、
「彼らとは2度と会うことは無い」
と思えば、
辛うじて、乗り切れるそうだ。
やっとの事で、クリニックに到着。
ここまで来ると一安心である。
さっきまでは
100%場違いな環境であったが、
植毛クリニック内は、
自分と同じ様な
薄毛の人しか いない!
「同じ悩みを持った人」たちが
こぞって集まっているため、
奇妙な連帯感すら生まれる。
みんな、
あの屈辱のエレベーターを
乗り越えてきた戦士である。
人とすれ違うと、一番最初に、
お互いに相手の髪の状態を
観察してしまうのは、
もはや、職業病である。
ここで、世界の広さを知る。
俺だけじゃないんだ
それでも、やっぱり恥ずかしいから、
一直線に受付へ向かう。
恥ずかしい時に限って
絶対ある事だが、
受付の係りの人は
若い女の子である。
この瞬間が
非常に恥ずかしい
挨拶が済むと、即座に
料金を徴収される。
即座に80万を請求され、
すぐさま、現金で支払う。
開始2分で「費用の請求」とは、
なんと仕事の早い事か。
「術後、問題が発生がしても(失敗しても)、
文句は言いません」的な書類に
サインさせられる。
サインしないと手術ができないから、
半ば、強制である。
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手術用の服(病衣)
(パジャマみたいな服)に
着替えたら、手術室へ。
M字補修であれば、
約2時間の作業工程らしい。
この時、バリカンで、
後頭部の一部分だけ、長方形に刈り取られる。
刈り取った部分の、皮膚ごと、
まるごと採取するらしい。
手術の説明が終わると、
それでは いよいよ
念願の植毛手術開始!!
まずは、腕に
静脈注射(全身麻酔)を放つ。
これが、全然痛くないもんだから、
植毛手術に対し、一気に楽観視となる。
な〜んだ 植毛なんて
楽勝じゃんか(笑)
そして、ベッドにうつぶせになり、
後頭部に麻酔を打たれる。
は〜い 次
後頭部に 麻酔
行きますよ〜
o(;>△<)O
ぎゃあぁぁぁぁぁーーーっ!!!
頭部の場合
メチャメチャ痛い
今まで感じた痛みの中で、
ダントツ1位の痛さ
という人がほとんど。
この「麻酔の痛さ」を100とすると、
「骨折 40」「麻酔なしの抜歯 60」
「小指を角にぶつける 5」、である。
今までの人生で、
およそ感じたことの無い激痛だそうだ。
体験者の一人によると、
「刀で刺された事はないが、刺されたら、
きっとこういう痛さなんだろうな」と、
怯えながら振り返る。
う…うろたえるんじゃあないッ!
俺たちは うろたえないッ!
だが これは
序章にすぎない
鬼の形相で麻酔の激痛に耐え忍んでいると、
まさかの2本目
どうやら長方形に沿って、一周、
、麻酔ミサイルを打ち込んでいくようである。
麻酔ミサイル
↓落下予定地↓
つまり 最終的に、
10本相当を
打ち込まれる。
こいつは脱出不可能
大人になっても、痛いものは痛い。
痛すぎると、自然に涙が出てくる。
(だって人間だもん)
その次は、予想はしているだろうが、
もちろん、М字部分にも
数本 発射
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ
リアルに気絶しそうな、
荒療治である。
体験者の、面白い表現の1つに、
黒ひげ危機一髪の、
ハズレが無いような感じ
というのがあった。
どこを刺してもビンゴ(痛い)
という事なのだ。(これはキツい)
他の「自毛植毛を紹介しているサイト」では、
最近の植毛はまったく痛くないと紹介しているが、
少々、語弊(ごへい)がある。
確かに手術中は、麻酔の効果でまったく痛くない。
しかし、手術前の
麻酔がメチャクチャ痛いのである。
麻酔後は、体中の感覚が無いため、
なんにも痛くない。
やがて、本格的に麻酔が効いてきて、
意識がもうろうとしてくる。
むしろ、天にも昇るような心地よい感覚となる。
(こたつで昼寝する時のような快感)
後頭部にメスで線を入れた後、
皮膚を力で引きちぎっているようだが、
感覚が全くない為、
なんにも痛くない。
この時点では、意識がある人が多い。
なくなった長方形の上下を
食塩水でやわらかくし、
伸ばした状態で縫っていく。
さあ、いよいよ、
仰向けになって、植え付け開始。
テレビも付いていてVIP待遇だが、
先に打った静脈注射(全身麻酔)が効果を発揮し、
ラリホーマ。(自然に爆睡)(´0`)ふぁ~
どうやら、タフな奴でも、
ここでついに、意識が途絶えるようだ。
M字部分には、メスで小さなキズを作り、
そのキズに、採取した毛根を
1個1個、丁寧に埋めていく。
仮に、まだ意識があった場合、
眼前にメスが迫ってくるため、恐怖となる。
だが、ほとんどの人が、このタイミングで、
深い眠りにつくため、ご安心を。
この間 全員爆睡中のため
一切のデータなし
目が覚めた時には、手術もほぼ終わりの段階である。
医者の仕草を見ると、
М字の部分に毛を植え込んでいるような動きだが、
いかんせん、感覚がまったく無いため、
恐怖は感じないらしい。
終ったとき、大抵、鏡を見せてくれるが、
M字の部分は1ミリくらいの毛で埋まっている。
後頭部の刈った短い毛を移植しているので、
М字の部分だけ、いがぐり頭の様な感じになる。
皮膚は、もちろん血まみれ。
いかにも手術しました感 MAX。
最後は、患部を消毒・湿布をし、
包帯をぐるぐる巻きにして手術は終る。
包帯を隠す為に、
ニット帽などをくれるクリニックも存在する。
明日、
朝一番に診察の予約(強制)を入れてあるので、
家が遠い人は、近くで一泊。
(カプセルホテル・ビジネスホテル多し)
寝ようとすると、ここにきて
麻酔が切れてくるパターンが多い。
現在、キズは2箇所ある。
(M字部分と後頭部)
いずれも
大怪我をした状態と同じのため、
麻酔が切れれば、そりゃ痛い。
この時ネックなのは、M字部分の傷ではなく、
後頭部の傷である。
後頭部の面積の広いキズ(大怪我状態)に、
マクラが容赦なく直撃!!
言うまでもなく
当然 激痛
ウオオオオオオオアアアアアアアアアアo(≧◇≦)o
処方された痛み止めを飲めば、
30分程度で効果を発揮し、
いくぶんマシになる。
何度も寝返りをうちながら、
辛うじて眠れるらしい。
(眠れない人もいる)
翌朝、診察に行くも、
消毒と包帯の取替えなど、軽作業で即終了。
ほとんどの場合、風呂はその日から入って良い。
シャンプー時は、
決してこすってはいけないとの事。
次回の抜糸の予約を入れれば解散。
ろくな事がないように思える自毛植毛だが、
「費用」と「痛み」に
見合うだけの結果が、
後から付いてくるのだ!!
この後 いよいよ
人生が変わるッ!!
運命の、
「植毛手術 その後」編へ 続く!!
乞うご期待ッ!!
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アヒャヒャヒャヒャヒャ
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