「若はげ」と「若はげ」が
車で走行中にケンカ
若はげVS若はげ
基本データ(架空の人物)
スペック 23歳にして薄毛
前のページで出てきた「若はげ」である。
学生時代は
闇の中で苦渋を舐めてきたが
20代にして
前の車を煽る事に快感を覚え、
今更、やっと、人生を謳歌する。
普段は、相手(弱者)を選んで
前の車を煽る事が習慣であるが、
自分が煽られると、
激しくイラつくため、
バックミラーは随時確認する。
俺を煽ってくるヤツはいないか?
調子に乗っているヤツはいないか?
あおってくるヤツも
若はげだった。
どっちも若はげ。
若はげの洞察力は凄まじく、
一瞬で相手の属性を見極める。
「若はげ」と「若はげ」が遭遇した場合、
お互いに、「ゼッテー あいつ弱い」と
分析している。(しかも正解)
相手が弱そうと踏んだ場合、
かなり強気な態度になる。
全員ではないものの、
「若はげ」の人は短気で
プライドが高い傾向があるため、
車を運転させると、危険な時がある。
とりわけ、
「若はげの車」と「若はげの車」が
路上で遭遇した場合、
とんでもない事になる。
互いに、
道を譲ってやろうという気は
さらさら無い。
前のページで、
愚者と愚者が出会った時に
事故は起こると学んだが、まさに、
今がそれである。
この時点で、両「若はげ」は、
激しくイラついている(怒っている)。
一般的なドライバーよりも短気であり、
些細な事が許せない。
怒りをぶつけるため、
後ろの「若はげ」が、さらに車体を近づける。
そして定番の、やや右側へずれる。
この場合、前の「若はげ」、すなわち
あおられている方が、
圧倒的に不利である。
しかし、前の「若はげ」も
人一倍プライドが高いため、
あおられていても、リアルタイムで、
意地でも報復攻撃を実行する。
あおられている側(前の車)の行う
代表的な攻撃としては、
これみよがしに喫煙を始めて、
ビビってないよ
というアピールを開始する。
しかも、後ろの車にブッかかるように、
勢い良く外に灰を落下させる。
「少し右側にずれてあおってくる」場合、
双方の車の位置関係により、当然、
後ろの車に灰がかかるのだが、
お前が執拗に
車を近づけてくるから
灰が かかるのだよ
という指導の意味合いが強い。
しかし、後ろの車も「若はげ」の場合、
気分を逆撫でする可能性が極めて高い。
灰攻撃には逆上して、
いよいよクラクションを鳴らしてくる。
しかし、まだ、単発である。
(1発を1秒くらい)
すると、前の「若はげ」が、
このクラクションに、
過剰なまでの反応を見せる。
実際には(親の車だし)、
追突されると困るため、
やや手加減した急ブレーキである。
これは、後ろの車が
ビックリはするけれど、
何とか追突せずに止まれる程度の
手加減した急ブレーキである。
それでも、車間距離を詰めている為、
後ろの車は、充分ビックリする。
車に乗っている時は強気だが、
なにぶん、元がビビりなため、
この急ブレーキには顔面蒼白である。
ここで、
2台の車の動きが止まる。(停車)
まさに、一触即発である。
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しばしの沈黙の後、
やがて、どちらかが、
窓から身を乗り出し、
ガンを飛ばし始める。
一方のガン飛ばしに、
もう一方が応戦する。
ケンカ開始
互いに窓から身を乗り出し、
意地でも目を逸らさない。
目を逸らしたら
相手に「コイツ弱い」と思われるため、
必死こいてガンを飛ばす。
一般的なパターンなら、
大声で威嚇(いかく)したり、
車から降りて詰め寄ったり、
リアルファイトになるのだが、
この2人の場合、静止している。
なぜ静止しているかと言うと、
ケンカをした事が無いため、
ケンカのやり方が分からない。
本当にケンカになった時、
困る(負ける)ので、
決して車からは降りてこない。
リアル人間に対して、
大声で怒鳴ったり、
啖呵(たんか)を切った事がないので、
ガンを飛ばしている間は
まったくの無言である。
第三者から見ると、
見つめ合っている様にも見える。
時間は、どんどん過ぎていく。
自身のプライドを守るため、
1分経過しても、
無言でガンを飛ばし続けるが、
内心では、
「疲れたよ〜」
「時間の無駄だよ〜」
「もういいよ〜」
「もう帰りたいよ〜」と、
ネガティブな事を考え始めている。
そりゃそうだ。
知らない人と、何十秒も
無言で目を合わせていたら
超 気まずい
非常に苦痛であり、
たとえ恋人であっても、
1分連続で見詰め合うなんて
できない。(気が狂いそうになる)
それでも、
プライドが高すぎるため、
目を逸らすことができない。
やがて、体に支障が出てくる。
命には代えられないし、
ラチがあかないため、
ついに、後ろの「若はげ」が
やむをえず発進する。
通常であれば、これで終了するのに
終わらないのが若はげである。
先に発進した若はげが、
負けたと思われたくないから、
ゴミを捨てて、アピール。
俺は負けたわけじゃない
見逃してやっただけだ
もう一方の若はげも
プライドが高いため、
このゴミ捨て攻撃は
絶対に許すことができない。
ただちに追跡を開始する。
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前後が入れ替わり、
さっきあおられた仕返しを
思う存分、開始する。
「あおり運転」の上位版、
「蛇行運転しながらあおる」を敢行。
前の「若はげ」からすると、
カーブの際にブレーキを多用すると
運転がヘタだと思われるため、
ブレーキを踏まない。
ブレーキランプが度々点燈すると
ダサいと考えている。
そのため、猛スピードで
カーブに侵入することになり、
遠心力により車内の物が吹っ飛ぶ。
でも、プライドの高さが災いし、
減速は絶対にしない。
安全よりも、プライドを優先する。
普段は神経質なくらい
車内を完璧に整頓しているが、
キレると、
車内がメチャメチャになることをも
厭(いと)わない。
やがて、市街地に進入し
他の車も多くなる。
こうなると、事故が起きるのは
時間の問題である。
やがて、前方に遅い車を発見。
安全運転を心がけるシズ子が
速度25kmで前方を走行中。
これで、後ろの若はげ2台は、
減速せざるをえない。
若はげにとって、
通常なら、前に遅い車がいると
激しくイラつく所だが、
あおられている場合に限り、
ホッとする。
俺が遅いんじゃねえ
前のヤツが遅いだけだ
俺のせいじゃねえ
この時、シズ子のせいにできる。
さっきまで、必死こいて
高速運転していた、前の「若はげ」は、
ひとまず、
安息の時を迎える。(徐行運転)
現在の、車の順位は以下の通り。
この時、最後尾の「若はげ」は、
徐行運転の状況下でも、
意地であおる。
今まで、ずっとあおっていて、
急にあおらなくなったら
変に思われるんじゃないか?
あおるのを止めたら、
ビビったと思われるんじゃないか?と、
やはり自身の名誉を重視する。
しかし、徐行運転では、
あおり甲斐が全く無く、
「のれんに腕押し」状態となる。
やがて、飽きてきて、
一気に2台抜かす。
抜かされた若はげは、
この「追い抜き」行為に、
敏感に反応する。
自分以外の人間が
追い抜き行為をするのは
非常に気に食わない。
即座に、自分も女史を追い抜き、
先に行った「若はげ」を猛追する。
しかも、その勢いで、
そのまま追い抜いちゃう。
2台抜き。
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この2台抜きに、
抜かされた若はげは、再び怒る。
ソッコーで、抜き返す。
今度は、もう一方が怒り、
さらに、抜き返す。
抜きつ 抜かれつ デッドヒート
以下、無限ループ
たまに変化をつけて、
急ブレーキ
まさに 一進一退
若はげ同士のケンカ
※ 一般道
※ 右の車の色が間違ってるわwww
横一線、最終ストレートで
ラストスパート。
でも、
道路でモンスターを捕獲するゲームを
子供がプレイしていると、
急に道路に飛び出してくる場合がある。
だから、法定速度を大幅に超過すると、
マジ 危険
急に止まるのは、難しい。
事故を起こしてしまったら、
まず、すべき事は、
ケガ人の救護、
2次災害の防止措置、
警察への通報などであるが、
なんと、
それをしない。
まだ、車の中に隠れている。
今 車を降りると
通行人にジロジロ
ガン見されちゃう
知り合いに
俺が事故したって
バレちゃう
など、この期に及んで、
保身の事ばかり考えている。しかし、
さすがに、事が大きいと、
周囲の人が、バンバン声をかけてくる。
車が動かせない状態
(逃げられない状態)になれば、
車から降りざるを得ない。
ついに、車から降りてくる。
車から降りると、普段の
おとなしい子羊に戻る。
もはや、ケンカする気力も、ない。
ただ、立ち尽くすのみである。
徐々に、
とんでもない事をしてしまったと、
顔が、青白くなっていく。
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