コンビニ VS 神経質
コンビニ店員からの視点で見る
コンビニ店員 VS 神経質な客
※ この話はフィクションです。
実在の人物や団体などとは関係ありません。
普段は、誰にも反抗できないような、
内気な若者なのに、
コンビニに行った時だけ、
明らかに弱い立場の店員に対しては、
強がる者が、まれにいる。
こういった人は、日ごろのストレスを
外部にぶつけてくる事が、多々ある。
ネットゲームなどで負けると、
物であるパソコンに、
怒鳴り散らす事は日常茶飯事である。
(ただし、家に親がいない日に限る)
パソコンに怒鳴り散らしても、
怒りは 一向に収まらず、
リアルな人間にやつあたりしたいが、
小心者のため、できない。
ネット世界では、猛者だが、
現実の世界では、○○扱いとなっている。
しかし、成人(20歳以上)になると、
店員にやつあたりすることを覚える。
ネット世界では、縦横無尽に動き回り、
各種スレッドに顔を出し、覇権を握る。
現実の世界での行動範囲は、
自宅〜コンビニに限定される。
コンビニへ出張する際は、スーツを着こなし、
多忙な会社員を装う。
唯一の出張先である、
コンビニの店員などが、
やつあたりの対象とされる。
コンビニ店員は、業務上、
絶対に歯向かってこないからだ。
コンビニ店員から見たら、迷惑この上ない。
コンビニ店員は、こんな意地悪をも、
丁寧な接客で、迎え入れなくてはならない。
今回、この意地悪を迎え撃つのは、
ベテランのコンビニ店員であるッ!!
ベテランのコンビニ店員は、
毎日、何時間も人間観察をしているため、
洞察力が優れている。
新規のお客様が来店されると、
数秒見ただけで、その人の
データが手に取るように分かる。
これは心眼の域に達し、いわゆる、
アルティメットアイ
(究極の眼)と言われる。
お客様が来店された瞬間、
アルティメットアイを照射する。
いらっしゃいませ〜
アルティメットアイを照射し、
わずか 5秒程度で、その人を分析する。
アルティメットアイは、あくまでも、
過去の経験からくる予想となるが、
的中率は80%以上を誇る。
さらに、5秒程観察を続けると、
その人の性格まで、分かってしまう。
この時、新人の店員がいる場合、
先輩店員は、小声で注意を促す。
アイツには気をつけろ。
この時、本人に気づかれてはならないので、
暗号を使う。例として、
アイツ、ガンダムの
キュベレイに似てるから、
キュベレイと呼ぶぞ。
キュベレイに対し、1度マークすると、
ずっとアルティメットアイを
照射し続ける。
ここでの、データ収集が、
レジでのお会計(直接対決)にて、
有利に働く。
ここまで分析が続くと、その人の
先の行動が全て読めるようになる。
たぶんキュベレイ、サラダと、
栄養ドリンク(ビタミン剤)買うぞ。
先輩店員の的確な予想はさらに続く。
キュベレイ、絶対、買い物カゴに、
きっちりと綺麗に入れてくるぞ。
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レジで 直接対決
いよいよ、お会計である。
マークしている客が、
レジの目の前に来た時、
最終分析をする。
こちらのレジにどうぞ〜
ベテランによる最終予想
普段、外の世界では、
コテンパンにやられている。
日常の巨大なストレスから、
店員に やつあたりしてくる可能性大
立場の弱い店員にだけは強気で、
極めて意地の悪い人物。
この時、必ず、百戦錬磨の
先輩店員がレジを担当する。
ROUND1 FIGHT!
見事なまでに、綺麗に商品が収納されている
買い物カゴから、1個づつ、
丁寧に商品をスキャンしていく。
開始から2秒後で
いきなり、クレームが入る。
ねえ。弁当を斜めに
持たないでくれる?
神経質キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
斜めにしたら
中身が寄っちゃうでしょ!?
店員の手つきは丁寧で、
一般的な基準では水平に見えるが、
どうやら、神経質な客から見ると、
わずか1cmの傾きすら許せないようだ。
ベテラン店員は、過剰なクレームにも、
カッとならず、
とりあえずは謝罪しておく。(えらい)
ベテラン店員にもなると、
演技で(心にも無い)謝罪ができるようになり、
これは、高等テクニックである。
しかしながら、こういった謝罪は、
悪質クレーマーの場合は、
まったくの逆効果となる。
一度でも、店員が「すいません」と言うと
悪質クレーマーのスイッチが入る。
謝ってくる店員が、
まるで自分の部下のように見えきて、
俺は「選ばれし者」と錯覚する。
これは、社会人経験が著しく少ない者に
多く見られる、危険な傾向である。
(いわゆる 中二病)
周りが自分にひれ伏す快感から、
大名気分に酔いしれる。
すると、ますます、
言動・行動がエスカレートし、
すっかり、社長気取りとなる。
自分1人が勝手に思っている事を、
あたかも、みんなが言っているかのように、
かなり盛って話すのも、特徴である。
あまりにも、低俗な暴言が過ぎると、
店員も、もちろん、不機嫌になり、
さりげない報復として、
わざと大げさな演技をする。
お弁当を持つときの、
1cmの傾きが許せないようなので、
キッチリ0度(水平)を保ち、
流水のごとく動きで
弁当をカウンターに置く。
そして、決まり文句の、
お弁当あたためますか?
多くの場合は、「はい」か「いいえ」で、
何の問題も無く片付く問答である。
だが、神経質な客の場合、このセリフすら、
癇(かん)に障る。(許せない)
冷たいまま
食えって言うのかよッ!!
黙って、温めろッ!!
いちいち、店員の言葉尻を捕らえて、
イヤミを言ってくる。
この神経質な客(キュベレイ)で、
貴重な時間を費やし、
後ろに、次の客が来てしまう。
この時、後ろに並んでいるのが、
ヤンキーや土方(どかた)の場合、
神経質な客(キュベレイ)は、
店員には一切からまず、
速攻で、会計を済ませ、
逃げるように立ち去る。(超・早い)
ヤンキーや土方(どかた)がいるのに、
店員にからんでいると、
力づくで排除されるからだ。
お前1人のせいで、俺らが
会計できねえじゃねえかッ!!
このように、土方(どかた)や、
ヤンキーによる、迫力満点の
援護攻撃が入る事がある。
もっとも、決して正義感からではなく、
ただ早く会計を済ませたいだけなのは、
言うまでも無い。
しかし、今日は、後ろに並んでいるのは、
おばあちゃんである。
援護攻撃は期待できない。
だが、ベテラン店員も意地になっており、
あくまでも、
この無職(キュベレイ)の相手を
自ら、し続ける。
新人スタッフは1人にせず、
自分の補佐につける。
あと、フライドポテトと、からあげ2箱と、
82円の切手2枚と、コーヒーのL、
あと、タバコ57番。
社会人経験が著しく少ない者の場合、
一度に全てを注文してくる事がよくある。
一度に あれこれ言われても、
到底、覚えきれないのが人間である。
しかし、店員が、
もう一回言ってくださいと
聞き返すとキレられる。
(声を荒げて 復唱される)
まさに、自分中心である。
これは、自分さえよければ良いという
行動理念に起因する。
相手の都合は、今までに考えた事がない。
また、
店員がホットスナックを取り出す仕草は、
身を乗り出して、覗き込まれ、
厳重に監視される。
これは、好物のため、絶対に、
入れ忘れ されたくないからである。
店員の袋詰めも 完全にガン見して、
一挙手一投足を全て監視する。
グチャグチャに入れないで。
ドリンクは、別の袋に入れろッ。
タバコが濡れちゃうから。
お会計2000円になります。
合計金額も、気に入らず、
は〜 高いね〜
自分で色々買ったくせに、
合計金額にケチをつける。
ここは、ヤンキーのマネをしている。
中学時代に自分を
イジめてきたヤンキーを、
成人になった今更、完コピ披露する。
もちろん、金は投げる。
(大物気取り)
この頃になると、レジカウンターに
寄りかかるなど、悪態をつき始める。
これも、ヤンキーのマネをしている。
お釣りのお札などを、キチンと、
両手で渡しているかを、
ガン見・チェックしている。
お釣りの札は、店員の目の前で、
何度も数え直し、
決して、店員を信じない。
店員の行動に対しては、逐一、
あまのじゃくであり、何かと逆らう。
レシートを渡してきた場合は無視、
かと言って、渡さない場合は、
語気を荒めて、レシートッ!!と催促する。
絶対に必要ないように見えるが、
わざと、レシートを要求する。
レシート内容を執拗に確認し、
打ち間違いが無いか、厳重にチェックする。
これは、打算的な演技であり、
店員を不快にする、老獪なテクニックである。
それを熟知していての、行動である。(イヤミ)
レシートを見終わると、ゴミ箱ではなく、
店員の目の前に、投げる。そんで、退店。
やっと、帰った。店員が一息する。
すると、いきなり戻ってくる。
スプーン入ってんの?
2本入れましたけど。
意図的に、大げさなモーションで、
スプーンを探す仕草をする神経質な客。
すると、一番 底の部分に、
ちゃ〜んと、スプーンがあった。
(自分が気づかなかっただけ)
自信満々で、店員を疑ったけれども、
実は、店員の方が正しかった。
これは恥ずかしい
チッ。(逆ギレの舌打ち)
店員の方が正しかった場合、
自分の恥を隠すために、逆ギレする。
(主に舌打ちか、ガン飛ばし)
やっと、本当に退店。
しかし、こういった神経質な客は、
思考が独特であり、
店員に食って掛かる→
店員の方が正しかった→
自業自得のミスで 恥をかいた→
このような場合、自分の
くだらないプライドを守るため、
この俺が 店員に恥をかかされた
と、思考を変換する。(責任転嫁)
まとめると、
自分の恥ずかしいミス
→ 店員のせい
となる。見事な逆恨みである。
この逆恨みは、いつまでも尾を引き、
家に帰っても怒りはおさまらない。
報復の機会をうかがっている。
しばらくして、店に電話が かかってくる。
温めたお弁当の中に入っている、
千キャベツまで、
見事に温まってるんだけど、
どういう事?
オレに、温まった野菜食えってか?
俺は、キャベツは冷えた状態で
食べたいんだよッ!!金返せ!!
報復キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
あまりに身勝手なクレームに、
店員も、さすがに不機嫌になる。
温める前に、私はお客様に
「温めますか?」と確認しましたよね?
そしたら、お客様は、
「温めるのが当たり前」みたいな発言を
していましたよね?
お弁当を温めると、中のキャベツも
同時に温まるのを承知の上で、
「温めろ」とおっしゃいましたよね?
店員が、論破にかかる。
店員は、事実しか言わないため、
「いいががり」をつけているだけの神経質は、
たやすく論破できる。
ただし、神経質者は、どんなに論破されても
決して、自分の非は認めない。
言葉で勝てないとなると、
神経質が次に取る行動は、
「キレながら 脅す」である。
社会人経験が著しく少ない者の場合、
家に親がいない時に限り、
電話口で怒鳴る事が、多々ある。
お前、ナメてんの?ブ○○すぞ!!
オレを誰だと思ってんだ!!
お前、調子乗ってんと
知り合いの○○○呼ぶぞ!!
もちろん、このような、
「店員にしか威張れない」人には、
交友関係などは縁が無く、まして、
○○○など、知り合いにいるわけが無い。
(素人レベルの真っ赤なウソ)
とはいえ、
ここまで言われると、脅迫罪が成立し、
相手は、客ではなく、犯罪者となる。
翌日以降、偶然にも、
外でバッタリ出会う事も、ある。
この時、神経質の方は、
目をそらして、早足で
逃げようとする。
しかし、店員の方は、声をかける。
形勢逆転
店員 VS 客 ではなく、
男 VS 男 の場合、
所詮、ケンカもしたことの無い子羊では、
謝る事しかできない。(無様)
この時、教育的指導を受ける。
ネット世界では、猛者だが、
現実の世界では、○○同然のため、
3分もすると、恐怖から泣いてしまう。
しかし、時、すでに遅く、
泣いても、許してもらえない。
因果応報
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