【お泊り】彼氏が帽子を取らない　隠してる

若はげだけど　彼女できました
いよいよ　１泊　お泊り

若はげが　泊まりに行くと
常に　全身全霊　ウケる！

元が、屈指のイケメンであれば、
帽子を被るなどして、
薄毛を隠せていれば、
彼女ができる事がある。
８時間ほどデートして、
お泊りのため、いよいよ宿泊施設へ！！

事前に予約をしてあり、
スムーズに受付を済ましている時、
彼氏はドヤ顔になる。
「俺って頼りになる男だべ～」
フロントでカギを受け取り、
部屋へ移動。

部屋に到着
荷物を降ろし、くつろぐ際、
通常　帽子は脱ぐ（取る）。
デート中に汗もかいているし、
体に　まとわりつく物は
全て取り去るのが　通常の心理である。
なので、服も脱ぎ、身軽な浴衣に着替える。
しかし、帽子だけは脱がない（取らない）。
すると、
ものすごく滑稽（こっけい）な姿になる。

周りから変な目で見られいるのに
意地でも帽子を取らない場合、
薄毛を隠している可能性が極めて高い。
もし、帽子を取ってしまうと、
先のデート中に
多少なりとも汗をかいているし
皮脂も大量に出ているため、
とんでもない頭になっている。

だから、ホテルでも
帽子は取れない。取ったら終わる。

お風呂
これは、ホテルの形状にもよるが、
使用するお風呂が
「部屋風呂」か「大浴場」かで
行動が変わってくる。
部屋風呂の場合
間違いなく、彼女と一緒に入る事になる。
（彼氏の欲望により）
脱衣所では、彼女が恥ずかしがるため、
彼女は　後から風呂場へ入場する。
う～ん　初々しいくて
うらやましい（照）
しかしながら、
彼氏が薄毛を隠している場合、
むしろこれは、大ピンチとなる。

彼女が後から入ってくる

風呂場でも、彼氏が帽子を取らない場合、
薄毛を隠している可能性が極めて高い。
もし、帽子を取ってしまうと、
風呂場の湿気もミックスされ、
とんでもない頭になっている。

するどいツッコミが入ると、
突然　挙動不審になり、
セリフを噛む（どもる）。

何かと、言い訳を付けて、脱がない。

湯船に　つかっている時、
ここぞとばかりにイチャついているが、
帽子を被っているため、
高温サウナ状態である。
瞬間的に　のぼせてくる。
帽子を被っている分、
あっという間に　灼熱地獄と化すのだ。

２分程度で「ゆでダコ」になり、
イチャイチャどころではなくなる。
（生命活動を維持できなくなる）
一刻も早く脱出したいものの、
彼女は湯船でイチャつきたいため、
逃がしてくれない。

この時、大量の汗をかき、
しかも、頭を洗っていないため、
さらに汗をかくことによって、
頭が　かなりくさい。

頭から湯気が出ているため、
周囲に匂いが拡散し、
普通にくさい。
ただし、帽子を被っていれば
密封されているので
悪臭はバレないが、おかげで、
ますます帽子を取らない理由が増す。

こんな生活になる前に、
普段から　１日も早く
薄毛対策に取りかかる事が要求される。

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愛の儀式
どんなに綺麗事を言っていても、
彼氏の一番の目的は、
これである。
デートの最後に行う、
もっとも、エキサイティングで
ドラマティックな共同作業である。
その直前には、雰囲気を作るために、
彼氏が、一生懸命　カッコつける。
したがって、
絶対に帽子を取るわけにはいかない。
しかしながら、何も衣服を着ていないのに、
帽子だけは被っている姿というのは、
ものすごく滑稽（こっけい）である。
こんな姿では、雰囲気が作れるわけもなく、
ぶっちゃけ、ドン引きされる。

就寝
全ての工程が終了し、やっと就寝。
電気を消して　部屋が真っ暗になると
やっと落ち着く。
今日も１日　守り通したぜ
ところがどっこい、薄毛は
寝ている時も油断してはいけない。
昔から　どんな大剣豪でも
寝込みだけは完全に守れないと
言われる様に、
「薄毛隠し」も、その例外ではない。

朝、彼女が先に起きた場合、

　　　終わる。
どんな大剣豪でも
寝込みだけは完全には守れない。

したがって、どんなに疲れていても
彼女よりも先に起きなくてはならない。
先に起きて、ついでに
くさい頭を
朝シャンする必要がある。
この時のコツとして、
頭を乾かしたら、髪型をセットする事だ。

急げ！　彼女が起きる前に終わらせろ！！
ついでに、ミノタブ・フィナスタリドなど、
毎日　服用しているものがあれば、
今のうちに飲んでおく。(見られたくない）
これらの工程を、
彼女が起きる前に完遂する。
帽子を被っていない姿を見せる事で
彼女のからの疑いを　晴らす。
シャンプー後のサラサラの髪なら、
オデコを隠す事が可能である。
「はげかも」疑惑を、
このタイミングで払拭する。

ホテルの中は、風が吹かないため、
セットが完璧ならば、帽子に頼らなくても
なんとかなるからだ。
完全に自信を取り戻し、
時として、他の薄毛者を
バカにした発言すら飛び出す。

他の薄毛者へ注意を向け、
「自分は髪がある」事を、
遠まわしに主張しているが、
これは、やめたほうがいい。
（彼女の前で　人の悪口は良くない）
そして、チェックアウトしたら、
ただちに帽子を被る必要がある。
外は、風が吹くからだ。

薄毛の人が外に出た瞬間、
たいてい、風が強くなる。

２日目のデートは、疲れもあり、
デートは午前中、および、ランチだけで
正午には帰路に着くパターンが多い。
それなのに、
１０時のチェックアウトの直後、
彼女が「帰ろう」と申し出てきた場合、
薄毛がバレている可能性が極めて高い。
「こんな人と一緒にいたくない」という、
解雇通告である。

このように、薄毛の「お泊り」は、
２４時間（以上）気が抜けない。
しかも、１秒たりとも、気が抜けない。
これは、すさまじいストレスとなる。

ちなみに、彼女にインタビューしてみると、
意外な答えが返ってくる。

彼女：気づいていました

リポーター：いつから
　　　　　　気づいていた？

彼女：昨日の
　　　日中のランチの時に
　　　帽子を取らない時点で
　　「ああ・・そういう事か」
　　　と思いました。

リポーター：つまり、
　　　　　　泊まる前から
　　　　　「はげかも」と思ってた？

彼女：はい。ホテル内で
　　　帽子取らなかった時、
　　　自信が確信へと変わりました。

リポーターが質問を続ける。

彼女：もう会う事はないですね。

リポーター：薄毛だから？

彼女：薄毛だからじゃなくて、
　　　それを必死こいて
　　　隠している姿が
　　　非常にカッコ悪かった。

リポーター：堂々と
　　　　　　オープンしてればいい？

彼女：はい。私は　元々、
　　　彼の性格が好きだったので。
　　愛の儀式でも帽子被っていたのは
　　　ドン引きしました。

リポーター：最後に　ひとつ、
　　　　　（元）彼にアドバイスを。

彼女：なんで薄毛の人って
　　　あんな不自然に隠すのか？
　　　かえってバレるって
　　　分からないんですかね？

彼女の気持ちなど、まったく知らず、
フラれた時に、
薄毛の彼氏は、みんな同じ事を考える。