コンビニ店員【阿修羅】夕食時のピーク時に店員１人とか　マジ反則　一人勤務の無謀さ②

コンビニ
朝から晩まで店員１人でﾜﾛﾀ)^o^(www
２４時間完全制覇＼(^o^)／ｵﾜﾀ

阿修羅
コンビニ１人勤務③
（阿鼻叫喚再延長）

ここまでのあらすじ早朝６時、８時間の過酷な夜勤を終え、
帰ろうとしたら、引継ぎの人が来ない。
やむなく、１５時まで１人勤務で延長し、
すでに１７時間連続勤務。
１５時に来るはずのＤ君はバックレ、
そして、店長も店に来ず、
２２時まで、再び１人勤務確定。
（７時間再延長）
朝からずっと１人勤務で、
レジには常に行列ができている。
(ピーク時　最大３０人）
レジから離れた瞬間、客に怒鳴られるため、
レジ以外の、一切の行動が封じられている。
もはや、「来店客数」＝「怒鳴られた回数」となる。
（クレーム祭り・トラブル祭り）
詳しくは、
悲劇の前半戦　・　憤怒の後半戦
を参照　

【悲惨】　現在の店内状況　　午後１５：００現在 今もレジ待ちの客が１０人前後いて、
レジ以外の事ができない。
レジの店員スペースには、
投げられた小銭（新聞代金）が散乱し、
神社のお賽銭状態。
後半には、どこを歩いても、
お金を踏んでしまう状態に。
拾おうとすると、「待たされている客たち」に、
「早く会計をしろォ！！」と
怒鳴られるため、１枚も拾えない。
小銭の他に、返却された（投げ返された）、
割り箸・レシート・ケチャップなどが散乱。
納品された新しいアイスは、
冷凍・陳列できず、すべて溶ける。
納品された新しい弁当は、検品・陳列できず、
納品ケースから勝手に抜かれる。
弁当の納品ケースをバラバラにされ、
店内通路に散乱。客が通れない。
いたるところに、客が落としたおにぎりが、
無残に転がっている。
レジの５千円札や小銭は消耗しているが、
レジから離れられず、両替金庫に行けない。
レジから離れられないため、
商品補充・掃除・フェイスアップ（前出し）が
一切できない。
自動ドア付近には、客が捨てていった、
「まだキレイな買い物袋」が散乱している。
外のゴミ箱は、とうに臨界値を逸脱し、
ゴミが山のように積まれる。
（灰皿も同様）
雨が降っても傘立てを設置する時間がないので、
店内が水浸しになり、泥と混ざる。
１７時間、
水分補給・食事・トイレ休憩が封鎖される。
電話が鳴っても出られないので、
当然、援軍は来ない。
毎時・毎分・毎客　トラブル勃発。

１５時４５分
朝の納品が出せてないのに
次の納品
夕食前の夕方から、
店内が三度（みたび）混み始める。
その修羅の時間帯（ピークタイム）に、
次の納品（弁当・惣菜）が到着する。
「次の納品」と言っても、
「前の納品」に全く手を触れる事ができず、
そのまま店内通路に
放置になっている状態である。
納品当時（１０時）の
「納品ケース１０段重ね」状態であれば、
上に長いだけで、客の邪魔にはならない。
（占有面積は、ケース１個分）

しかし、無法地帯と化した現在の状況は、
ケースは見事に分解、広げられ、
あちらこちらに、単品のケースが散乱し、
客の通行を妨げている。
広げられると、占有面積はケース１０個分となる。
店内通路は狭いため、通れなくなる。
そのため、客から、「邪魔だ！！どけろ！！」
「こけて怪我したら責任とれよ！」と、
納品ケースを
蹴っ飛ばされる事態が頻発している。
そんな、ブタ小屋に、次の納品が到着。
納品業者が元気よく、

「おはようございまーす！お待たせしましたー」
と入場。

しかし、業者は、瞬時に
「店内の異様な雰囲気」を察知し、
一気に顔がひきつる。

水浸しの床に、
落下して踏まれたおにぎりや、
ゴミなどが、散乱している店内。
そして、陳列されずに放置されている
前回の納品弁当、惣菜、アイス、
そして、レジの長蛇の列。
これは、ただごとじゃない。

納品業者も、後がつかえているので、
機械的に新しい納品ケースを床に下ろす。
「あ（りがとうございま）したー！」
そそくさと、店内から脱出する。
ベテランコンビニ店員なら、
次の展開は容易に想像できる。
１０時の納品と同様に、
新しい弁当に
　　客がむらがるッ

まだ検品・陳列されていない新しい弁当を、
ケースから、次々と勝手に引き出す。
１０段重ねのケースを、どんどん分解し、
あっというまに店内が、ケースだらけとなる。

レジで待たされた客の
報復攻撃の文言が、また１つ増える。
「あのさー、物が散乱してて、
　まともに歩けないんだけど！！」
店員が１人しかいないのを知っていて、
「おたくは掃除とかしないの！？
　理解できねー！！」
「客の安全とか、１度でも考えた事ある？
　あんた客商売には向いてないよ！」
この世に現存する「全種のクレーム」を、
１日で受けたような気分である。
１回１回謝罪していると、
客１人当たりのレジ滞在時間が増し、
今度は後方の客に
「おい！何しゃべってんだよ！！
　早くしろォ！！」
と怒鳴られる。
なので、もはや、
クレームはすべて無視となる。

１５時５０分
アラを探して
意地でも怒る
一時はレジ待ち行列が、
「一桁」まで落ち着いたが、
夕方の弁当納品から、また渋滞ができ始め、
レジ待ち行列が１４人まで盛り返す。
イライラから、怒鳴り散らす客が多くなると、
後続の客も、群集心理により、
「自分も怒らなきゃ損」という心理となり、
店員がミスなく完璧に作業しているのが、
逆に、頭にくるようになる。
「ミスしてくれれば、
　思いっきり怒鳴れるのに」、となり、
意地でもアラを探して、
イチャモンをつけようとしてくる。
それでも、店員もベテランなので、
スキがない。だから、文句が言えない。
そこで、怒れない「待たされた客」が、
苦し紛れにとる行動は、
だいたいパターン化している。

無言の威嚇（いかく） ■店員の袋詰めを、逐一、直してくる。
（たった３ミリのズレを大げさに修正）
■店員の目の前で、「箸が入っているか」を、
　大げさに、確かめる。
（これは、店員を不愉快にさせる、
　老獪なテクニックである。）
■店員が袋詰めしている最中に、
　客自ら、乱暴に袋に詰める。
（これは、「おめー遅せーんだよ」という
　意思表示となり、威嚇となる。）
■清算後、場所を離れず、
　レシートを大げさに覗き込み、
　眉間にシワを寄せる演技。
（これは、「計算が間違っている」と
　店員を疑うパフォーマンス。
（実際には合っているのに）
■清算後、店員の目の前で、
　「つり銭の９０００円」を何度も、数えなおす。
（これも、店員に「計算が間違っている」と思わせ、
　不安にさせる、演技である。

そして、はるか後続から、怒声が聞こえてくる。

後続の客：おいっ！！
　　　　　この店は、客が入店してきても、
　　　　　いらっしゃいませって、
　　　　　言わねえのかよォ！！

どうやら、はるか後続の客が、
レジを待っている間、
店員の動作（一挙手一投足）を全て、
監視しているようだ。

まあ、言っている事は正論ではある。
だが、いかんせん、１人勤務では、
口も一個しかないので、
言っているヒマがないのである。
レジでの「○○円になります」などの
問答が、精一杯なのだ。
しかし、そんな事情はお構いなしで、
店員に、
無理にでも「いらっしゃいませ」を
言わせようとしている。
この圧力（ヤジ）は、まだ続く。

後続の客：ほらっ！　
　　　　　また客が入店してきたのに、
　　　　　シカトしてやがる！！
　　　俺が代わりに言ってやろうか！？
　　　　　いらっしゃいませー！！
　　　　　いらっしゃいませー！！

　　　　　客が「いらっしゃいませ」言うなんて、
　　　　　どんな店だよ！！ゴルァ！！

この遠方からのヤジに便乗して、
群集心理により、マネをする人が現れる。

レジ会計中の客も、店員にイチャモンをつける。

　レジ客：お兄さんさぁ、
　　　　　急がしいんだろうけど、
　　　　挨拶くらいちゃんとやろうよ！！

このレジ客も、会計後、すぐに帰らず、
店員の動作を、
腕を組んで監視している。
しかし、新たな客が次々に入店してくるので、
とても挨拶が追いつかない。
客の強大なプレッシャー（ヤジ）に屈し、
やむなく要求を呑むハメとなる。
夕方からは、
「これでもか」というくらい、
客の入店頻度が高いため、
「いらっしゃいませ」の頻度も、
ものすごく多くなる。

店員：１５００円になります。
　　いらっしゃいませー！！
　客：あと、フライドポテトつけて。
店員：はい。いらっしゃいませー！
　　少々お待ちください。いらっしゃいませー！
　　ケチャップは付けますかいらっしゃいませー！
　　はい。かしこまりました。
　　２０００円お預かりしまいらっしゃいませー！
　　５００円のお返しいらっしゃいませー！
　　ありがとうございらっしゃいませー！

　客：何言ってんのか
　　　分からないんだけどwww（嘲笑）

１６時００分
嫌がらせが多様化してくる
店員もプロだが、客もプロである。
どういう事をすれば、店員がイラつくかを、
熟知している。
すると、わざと店員をイラつかせて、
楽しむようになる。

　客：　わざと会計を遅くして、
　　　　店員を困らせてやろう（笑）。
　　　　レジ渋滞の列を、
　　　　さらに長くしてやろう（笑）。
　　　　クケケケケケケ。

そして、作戦通りに
店員がイラつく素振りを見せると、
ここぞとばかりにクレームをつける。

店員：お待たせしました。
　　　次のお客様、どうぞ。
ピッ　ピッ　ピッ　　　　ピッ
　　　７５０円になります。
　客：あと、これも。
公共料金の紙を、４枚、投げ落とす
　店員：８５００円になります。
　（一度に全部出せよ・・。
　　時間かかるじゃねーかよ・・。）
　客：あと、インターネットの支払い。
　店員：１２０００円になります。
　（一度に全部出せよ・・。
　　時間がもったいねーよ・・・。）
　客：あと、タバコ。７７番
　店員：１２４６０円になります。
　（一度に言えよ・・。ウゼー・・・。）
　客：ふたつだよ！！
　　　早くしてくれる！？
　店員：１２８２０円になります。
　（・・・・・。）
　客：違う！　ボックスだよ！！
　　　早くしろォ！！
　店員：チッ。

　　客：（待ってました！！）
　　　おい！！お前！！
　　今、舌打ちしただろっ！！
　　何だよ、その態度は！！
　　なんか文句あんのか！！？
　　表出ろや　クルァ！！！
　店員：いや・・・、
　　　　　してないですよ・・・。
　　客：嫌々やってんなら、
　　辞めればいいじゃん！！
　　あなた、客から給料を
　　もらってんだろ！？
　　だったら、ちゃんとやれぇ！！！！
　　店員：・・・、サーセン・・・。

１６時０３分
嫌がらせが
多様化してくる　②

お客様が、１００円のガムを１つ、
レジへ持ってくる。
　店員：１００円になります。
　　　　テープ貼らせて頂きます。
　　客：袋に入れろや！！
　　手ぇ抜いてんじゃねぇ！！

次のお客様が、１００円のグミを１つ、
レジへ持ってくる。
　店員：１００円になります。
　　　　袋に入れますか？
　　客：　いらねえよ！！
　　　　たった１個で
　　　　袋なんか入れねえよ！！
　　　　バカにしてんの！？
　　　　ああ！？　バカにすんなよ！！
　　　　マニュアル人間か！？

次のお客様が、缶コーヒーを１つ、
レジへ持ってくる。
　店員：１００円になります。
　　　　袋に入れますか？
　　　　それともテープにしますか？
　　客：　早くしろ

１６時０５分
冷蔵ケースの
水抜きブザーが鳴る
シュークリームや杏仁豆腐が
陳列されている商品棚の事を、冷蔵ケースと呼ぶ。
低温にて商品を保護しているため、
外気温との差で結露する。
その水滴（水分）が、
内臓タンクに溜まっていき、
一定量に達するとブザーが鳴る。
こうなると、
店員は速やかにバケツを持って、
タンクの水抜きをしなくてはならない。
このブザーの音量が、
ものすごく　うるさい。
ビビビビビＷＷＷＷＷＷ
まるで強盗が入ってきたような
大音量である。
水抜きは５分ほどかかるが、
当然、客は待ってくれない。
水抜きができないまでも、
「ブザー停止ボタン」さえ押せれば、
一時的にブザー解除できる。
しかし、ボタンを押して、レジに戻ってくるまで
最速でも１０秒かかるため、断念する。
１０秒もレジを留守にすると、
待っている１０人ほどの客らが
暴徒化してしまうからだ。例によって、
当然クレームの格好の材料となり、
「うるせ～な～！！」「早く止めろォ！！」
と怒鳴られる。

１６時３０分
たまたま警察が
客として来店される
警察も私たちと同じ人間。
おにぎりやジュースを買いに来る。
なので、事件が無くても
コンビニに警察がいる場合は、多々ある。
警察も職業柄、
この店内の異様な光景に、
事件性を疑い、顔が険（けわ）しくなる。
おあつらえむきに、
大音響のブザーという効果音つきだ。

しかし警察が来ると、客たちは、
急にイイ人になる。

さすがに、国家権力が近くにいる状況で、
暴れる人は一人もいない。
そのかわり、警察にバレない程度の
「舌打ち」・「ちょい睨み」は、
他の時間帯よりも数多く喰らう。
警察が店内を軽く視察するも、
「平和な光景」と判断される。

　警察：このブザーは？
わたし：これこれこうでして・・・。
　　いらっしゃいませー！！
　　　　ブザーを止めようにも、
　　　　レジから出れないんスよ・・・。（笑）
　　　　お巡りさんがいる間（チャンス）に、
　　　　ブザー解除してきます。（ダッシュ）
　　　（よっしゃー！　警察がいるから、
　　　　誰も怒鳴ってこね～（笑）　）
　　　　「ポチッ」（念願のブザー解除）
　警察：今日はお１人ですか？
　　　　たいへんですね～。（苦笑）
　　　　（あなたの）足元に、
　　　　小銭がたくさん落ちてますよ。
　　　　トラブルを誘発しないように、
　　　　拾ったほうが良いですよ。
わたし：分かってますよォ～。いらっしゃいませー！！
　　　　（拾ってると、
　　　　　次の客に怒鳴られるんだよ・・）
　　　（「怒鳴られ」抑止のために、
　　　　　ずっといてくれよ、お巡りさん）
　警察：トラブル防止のために、
　　　　シフト管理は徹底してくださいね。
　　　　１人勤務は、極力、避けてください。
　　　（苦笑）（苦労を察している）
わたし：はい。わかりました。善処します。
　　　　ご苦労様ッス。いらっしゃいませー！！
　　　　（そんなの分かってんだけどよ～、
　　　　　好きで１人でやってるわけじゃね～し、
　　　　　俺に言われてもよ～・・・。）
　　　いらっしゃいませー！！
　　　　（やべ～、話している間に
　　　　　どんどん客が並んでるよ・・・・）

事件性が無ければ、長居は無用なので、
２分ほどで警察はいなくなる。
その２分で、レジを待っている客が、
さらに６人増える。

警察が撤退すると、たちまち
「無法地帯に逆戻り」となる。

１７時００分
ヒゲが伸びてくる
勤務開始から、すでに１９時間経過し、
ついにヒゲが濃くなってくる。

「青い」ではなく、「黒い」となり、
見た目の「品」が無くなってくる。
さらに、顔のテカりも、ヤバい。
さすがに何百人もレジをやっていると、
その中の数人は、
「容姿に関してのクレーム」をつけてくる。
「わたしね、ヒゲがある人に弁当触られるの、
　本当にイヤ。不潔っぽくて。」
「お前さあ～、バイトでも、
　ヒゲくらい剃ってこいや！！
　接客ナメてんの？」
「風呂入った方が、いいんじゃないスか？」（嘲笑）

１７時１０分
両替を強要してくる
サラリーマンではなく、個人事業の方などが、
両替目的で来店される事が多々ある。

　客：両替して。
（ボロボロの一万円札を、複数枚、
　ポイっと投げ落とす）
店員：申し訳ございません。ただいま、
　　　紙幣が大変不足しておりまして・・
　客：早くしろォ！！
店員：申し訳ございません。ただいま、
　　　紙幣が大変不足しておりまして・・
　客：ああ！？
　　　いつもここで両替してんだけど！！
店員：紙幣がたくさんある時は、
　　　両替しているのですが、今は・・・
　客：早くしろォ！！
　　　　　この○△！！
店員：申し訳ございません。できません。
　客：チッ（舌打ち）、
　　　ああ～融通きかねーなぁ！！
　　じゃあ、
　　何か買えばいいんだろ！！
　　ほらよ！！
　（レジ近くの１０円の駄菓子を、
　　鷲掴みにして、放り投げる。）
店員：ありがとうございます。
　　　これなら大丈夫です。
　１０円が１０点で、１００円になります。
　客：一個ずつ会計しろ！！
店員：・・・・１０円になります。
　　　１万円お預かりします。
　　　９９９０円のお返しとなります。
店員：・・・・１０円になります。
　　　１万円お預かりします。
　　　９９９０円のお返しとなります。
店員：・・・・１０円になります。
　　　１万円お預かりします。
　　　９９９０円のお返しとなります。
　　（１０回繰り返す）
　客：ひい、ふう、み～、
　　　・・・よし。これで、全部だな。
　（くずした千円と小銭を、正確に数える）
　　　じゃあ、これ全部、
　　　　　返品して。
（買い物袋を逆さにして、駄菓子を全部、落とす）
　　　ちゃんとレシートあるから、
　　　返品できるよな？
　（レシートをポイっと投げる）
店員：そういうのは、ちょっと、・・・・
　客：早くしろ！！
　この○○△△がァ！！
　　急いでんだよッ
店員：・・・。１０円が１０点、
　　　１００円お返し致します。
　客：おう。　じゃあな。

店員：・・・・。（絶句）

　客：ありがとうございました
　　　　言わんかい！！

１７時１５分
マネされる
クレームの現場を見て、
後ろに並んでいる客がマネをする事が、
しばしばある。（群集心理）
さっきの両替でのトラブルを見て、
おれも「からかってやろう」と
思う人が出てくるのだ。
長時間待たされている客の、
ストレス解消として、２次災害が発生する。

　客：オレも両替してよ。
　（笑いながら、１万円をポイッと投げられる）
店員：申し訳ございません。ただいま、
　　　紙幣が大変不足しておりまして・・
　客：はっ？　さっきのお客さんにはして、
　　　オレにはしないの？
　　　なにこれ？
　　　お兄さん、人選んで、やってるの？
店員：・・勘弁してください。
　客：別に両替「しない店」なら、
　　「しない店」でいいんだよ！
　　　だったら、「さっきの客の時」も断れよ！
　　　オレが言いたいのは、
　　　客を差別すんなって事！！
　　　なに？オレは、客じゃないって事！？
　　（話を飛躍させる）
店員：・・・分かりました。両替します。
　　　全部　千円札でいいですか？
　客：いや。両替しなくていい（笑）。
　　　別にする気ねーし。ハハッ。（笑）
　　　さっきの一万円返してくれる？
　　　何気にレジに閉まってんじゃねーよ（笑）。

スポンサードリンク

１８時００分
冷蔵ドリンクの在庫が
なくなる
さすがに丸１日、
ドリンクの補充をしないと、
冷蔵庫がスッカラカンになる。
　　

「弁当が何にもない」コンビニなら、
時間帯によってはしばしば見かけるが、
ドリンクが何にも無いコンビニは、
極めて稀（まれ）である。
「なんだよ、ジュースが何にもねーじゃん！！」
「ドリンクが売ってないなんて、ありえねー！」
まして、夕方から夜にかけては、
帰宅のサラリーマンらが、
こぞって酒を買っていく。
レジ行列ができていない静かな時ですら、
クレーム・トラブルが増幅する。

　客：飲み物が全然ねーんだけど、
　　　おたく　やる気あんの？
店員：サーセン。
　　　ストックはあるんですけど・・・・、
　　　今日は、僕一人なので、
　　　補充が全くできないんですよ・・・。
　客：夕方はみんな、
　　　酒を買っていくんだからさ～、
　　　補充くらいしとけよ！
店員：そんな事は、
　　　充分　わかってるんですけど、
　　　補充をすると
　　　レジが無人になってしまうんです・・・。
　客：言い訳してる暇があるなら、
　　走って　取ってこいや！！
　　クルァ！！
　　　お前に教えてやるよ。
　　　夜はこれでもかっていうくらい、
　　　ビールとかたくさん置いておいた方が良いよ。
　　　これじゃあ俺が経営したほうが、
　　　よっぽど儲かるよ（嘲笑）

この頃から、店内の商品が徐々に尽きてきて、
レジに来る客が激減してくる。
それでも、１人勤務の性質上、
３～５人のレジ行列は、ちょくちょくできる。

よく見ると栄養ドリンクが
落下して割れている
そういえば、昼頃から、
甘い匂いがする瞬間が何回かあった。
その時は、
「どうせ誰かが、店内で飲食しているんだろ」と思い、
ノーマークであった。
しかし、客から指摘が入る。
「あの～、向こうでビンが割れていて、
　すごく危ないんですけど。」
奇跡的に客数が少なかったので、
ダッシュで現場に向かう。
（店内の主要商品の在庫が、
　ほとんど消耗しているため、客数が減ってくる）
（入店しても、商品が全然無いため、
　何も買わずに帰る客が多くなってくる）
現場に行くと、栄養ドリンク・酒が数本、
無残にくだけちっている。
「不気味な色」の液体が飛び散り、
ビンの破片が散らばっている。
液体はともかく（すでに床は水浸しだし）、
ビンだけはヤバイ（危ない）。
　　　

ダッシュで、ホウキとチリ取りを持参し、
ビンの破片を回収する。
すると、怒号が飛ぶ。
「おい！！　誰かいねーのかよ！！」
案の定　３人レジ待ち
　　怒りモード
３人の客の怖い目つきは、全て店員に注がれる。
１つ後ろの客からは、舌打ちが聞こえてくる。
ドリンクが尽きても、弁当や喫煙具、
雑誌などがある限り、客は来る。
客が来る以上、クレーム・トラブルは、
まだまだ終わらない。

１９時００分
まさかの店長登場
救世主となるか
中背中肉の男性が近づいてくる。
私服だから目立たないが、紛れも無く店長である。
「おお。○○クン。お疲れ。お疲れ。」

もしかしたら、援軍に来てくれたのかと、
期待を膨らませる。
しかし、すぐに妄想だったと悟る。
ものすごく酒臭い
　　　ベロンベロン
髪の毛もボサボサで、シャツも半分出ている。
そして、フラフラしている。
しかし、腐っても一国一城の主、
客が並んでいるのをみて、
「はい。お客様～。こっち。どうぞ。」
（ろれつが怪しい）　となりのレジを開放する。

まさかの２人体制。こんな酔っ払いでも、
いないよりははるかに良い。
いまでこそ、めったに店に現れないが、
店長は１０年超のベテランである。
新人などとは違って、
「放っておいても全部１人でこなせる」戦士なのだ。
しかし、店長の様子がおかしい。
店長が、なぜか石化している。

まさかの
　　レジ操作　ド忘れ
ボタンの位置が分からなくなっている。
（泥酔しているから）
あまつさえ、指が震えている。

突如、大音量で笑い出す店長。
「アヒィー」の笑い方は、裏声のため、
容赦なく店内に、響き渡る。
当然、客がものすごく不安な顔をする。
だめだこりゃ

これなら
いない方がいい

強引に酔っ払い（店長）を排除する。
バックルームへ消える店長。
どうやら、バックルームから冷蔵庫へ入り、
まだ陳列されていない酒をあさっているようだ。
（冷蔵庫の明かりが付くので、
　レジからでも冷蔵庫に人がいるのが分かる）
レジに戻ってくると、予想通り、
カゴに５本のビールが入っている。
「はい、○○クン。これスキャンして。
あとォ～、　５５番ね。」
まだ飲む気か
そして、５５番は、いつもＣさん（若い女性の店員）が
買っていく番号である。
最後に、まさかの一言。
レジだけじゃなくて、
　　掃除もしといてね
「店長、お疲れ様でした。」と、見送るわたし。
２１時間連続勤務している私が、
酒に溺れている酔っ払いに
「お疲れ様でした」という現実（悲惨）。
雇われの身はつらいね

雨が上がって気温が高いと
羽アリが大量発生
さっきから、頭がかゆい。
頭を掻くと、何かが落ちてくる。
これは、「羽アリ」である。蒸し暑い日には、窓に
ビッシリくっついているアレである。
コンビニも例外ではなく、
虫の襲来を受ける時が、しばしばある。
自動ドアが開閉するたびに、
羽アリの大群が店内に押し寄せてくる。
店内の蛍光灯に集まり、
その真下にあたる箇所には、
多数の羽アリが落下してくる。
レジの真上には、蛍光灯があるため、
店員は必ず被害を受ける。
おでんが危ない
　　フタを閉じろ
おでんは、見た目や香りで、
客の購買意欲をかき立てるため、
普段はフタをしない。
あつあつの湯気が昇華している効果も、
いわば演出である。
だが、その性質上、外敵（飛来物）に弱い。
即座に、フタをとじ、外部との接触を遮断する。
ちなみに、おでんはフタを閉じると、
売上が激減する。（視界に入りづらくなるため）

２１時００分
ともあれ　あと　１時間
この時間帯になると、
ようやく自由に動けるようになる。
（レジから離れられる）
弁当・惣菜・ジュース・タバコなどの
主要在庫がほぼ無くなり、
店に客は来るが、レジには来ない。
商品が何にも無いから、Ｕターンする客がほとんどである。
念願のトイレを済ませ、残る時間をボーっと過ごす。
そういえば２２時からは
誰がくるんだろう？
ドタキャンだけは　ゴメンだぜ
客も来ないし、ゆっくりとした足取りで、
バックルームへ行き、
貼ってあるシフト表を確認する。
そこで、目が点になる。
今日の２２時～早朝６時
　（つまり夜勤）
　　　　俺
もともと、平日の夜勤は俺が担当しているため、
当然、今日の夜勤も俺である。
つまるところ、
＋８時間　確定
（夜勤だから１人勤務）
　はい　詰んだ
この夜勤は、
もともと自分のシフトだから
誰にも文句が言えない
オワタ＼(^o^)／
２４時間（１人勤務）完全制覇　＋
更に今から８時間（１人勤務）

　　　　合計３２時間　連続勤務　
（夜勤）時給１０００円×１６時間　＋
（日勤）時給９００円×１６時間
　この日の給料　３０４００円
　レジ過不足　△２９８００円
　ペナルティ　　２９８００円　天引き
　　　手取り　　　　６００円
　　　　　　　　ｵﾜﾀ＼(^o^)／
このように、コンビニのシフトは、
運動会のリレーのバトンと同じである。
バトンを次の走者に
キッチリ渡さなければならない。
次の走者が、しっかり待機していないと、
今の走者は
永遠に走り続けなければならない。
１人のドタキャンが、
みんなに迷惑をかけるのである。
なお、「３人で協力して仕事」しても、
「１人で阿修羅の仕事」を強（し）いられても、
時給は、まったく一緒である
１人で、２人分の仕事をこなしたからって、
２倍もらえるわけではない。
だから、１人勤務のメリットは、何１つ無い。
参考になれば幸いである。

恐怖の１人勤務
　顛末記　完

スポンサードリンク

■次のページ　時間帯別
コンビニ店員の実態・実力　

■前のページ　【凄惨】
日中の１人勤務②
後半戦　店内は無法地帯

■コンビニ　トップページへ戻る

コンビニ 店員１人で ２４時間営業

コンビニ 朝から晩まで店員１人でﾜﾛﾀ)^o^(www ２４時間完全制覇＼(^o^)／ｵﾜﾀ

テリーマンの扱いが修羅

金持ちになりたい奴集合

不良はなぜか出世する

ヤフオク収入本業超え

忍者AdMAX

各マンガキャラの戦闘力

ジェロニモが２人いる件

ペンキに浸けて牧師さま

恋愛のコツに震撼したわ

コンビニという社会縮図

リーマン辞めて成功だわ

食べても太らない

自営業低収入クレカ作成

転職に失敗しないために

スポンサードリンク

謎が多い美容師を解説

不条理を吹っ飛ばせ

クレカの恩恵がヤバい

金持ちになりたい奴集合

久しぶりに社会貢献した

意外と知らない警備員

金持ちになりたい奴集合

ロマンある薄毛対策

あのsuica暴動の裏側

忍者AdMAX

他にこんなページも 閲覧されています

若者ＶＳインターネット

気になる記事

イラつく記事

「男気」有る記事

とんでもない記事

接客業の記事

関連した記事

よくある記事

忍者AdMAX

秀逸な記事

あるあるな記事

コンビニ店員VSペルー人

かわいそうな記事

コンビニ　店員１人で　２４時間営業

コンビニ
朝から晩まで店員１人でﾜﾛﾀ)^o^(www
２４時間完全制覇＼(^o^)／ｵﾜﾀ

他にこんなページも
閲覧されています