コンビニ
夜勤終わっても店員1人でオワタwww
悲惨な日中の1人勤務 前半戦
恐怖 コンビニ1人勤務(夜勤じゃない)
今回、日中の一人勤務を体験した、
ベテラン「A君」のドキュメンタリー!!
通常、コンビニは、
店員2〜3人体制のシフトが基本であるが、
「勤務開始2分前になって
やっぱ出られません」という
ドタキャンや、
「事前連絡なし」の
バックレ が非常に多く、
やむなく、店員1人で
戦場へ臨むことが、しばしばある。
※夜勤であれば、1人体制でも可能である。
(客が少ないから)
しかし、今回の件は、
ピーク時を含む日中でのストーリーである。
全ては
夜勤明けから始まった
A君のシフトは、22時〜早朝6時までの
夜勤(8時間)担当であった。
夜勤は、客数が少ないため、
店員1人でも可能である。
深夜は、レジよりも掃除や、
商品の納品がメインとなるため、
精神よりも、体力をかなり消費する。
(意外と、肉体労働)
1人でやった場合、
ものすごく体力を消耗する。
したがって、勤務終了後は、
家に直帰する者がほとんどである。
早朝5時55分になり、
「今日の仕事もあと5分だ」と、
気をなでおろしていたが、
徐々に、雲行きが怪しくなる。
引継ぎの人が来ない
本来なら帰れるはずの
「6時」になっても誰も来ず、
まさかの延長戦突入。
コンビニは24時間営業のため、
引継ぎの人が来ない限り、帰れない。
その時、やっと電話が鳴る。
6時から出勤するはずの、
大学生B君であった。
B君:サーセン。風邪引いたんでぇ〜、
行けないんスよ〜。マジ、サーセン。
B君 まさかのドタキャン行けないんスよ〜。マジ、サーセン。
いつも通りの元気な声で、
風邪を引いているようには
到底 見えない。
通常であれば、「責任感について」の
説教を始める所だが・・・、
通勤客が続々と来店し、
店内はにぎやかになる。
電話などしてる時間はない。
レジに客がいるため、電話を切る。
レジを速攻で終わらせると、また電話が鳴る。
もう一人の、6時出勤者の
フリーターCさんであった。
Cさん:おばあちゃんの具合が
急に悪くなったんでぇ〜、
マジ、サーセン。すんまそん。
「今週もか。」急に悪くなったんでぇ〜、
マジ、サーセン。すんまそん。
この人は、いったい
何人のおばあちゃんがいるのか。
電話している間にも、
続々と、客がレジに来るッ!
Cさんも
まさかのドタキャン
と言う事は、
あと9時間延長
しかも
1人勤務 決定
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夜勤以外の、コンビニ1人勤務は、
ベテランでも不可能である。
どんなに超高速のレジ打ちができても、
怒涛(どとう)の
来店客の波状攻撃の前には、
あっという間に大行列を作ってしまう。
高速で5秒でレジを終わらせても、
その5秒の間に、
新たな客が1〜2人並ぶので、
行列は必至である。
「行列を作るのはしょうがない」、
「せめて行列は、
常に5人以内に食い止めよう」と、
自らを奮い立たせるため、
目標を課すものの、
あっけなく水泡に帰(き)す。
6時10分
1人勤務の時に必ず来る刺客、
公共料金10枚
はい 詰んだ
公共料金の支払い用紙1枚につき、
3つ ストアスタンプを押すので、
10枚の場合、
30個スタンプを押すことになる。
(これは時間かかる)
そして、右端の「客控え」を、
10枚分ちぎって、渡す。
1枚でも控えが足りないと、必ず
ガタガタ問答が始まるので、
慎重に数えて、お渡しする。
(これは時間かかる)
その間に、レジに並ぶ客は、
7人ほどの長蛇の列となる。
さすが、通勤ラッシュである。
朝食用に
ホットスナック購入が多い
ホットスナックの注文が入ると、
ぶっちゃけ面倒くさい。(時間がかかる)
注文が入るたびにレジを離れ、
手をアルコールミストで消毒、
トングを使ってケースから小袋へ入れ、
ミニサイズのソースやら、
ケチャップを備え付ける。
特に、複数個の注文が入った暁には、
通常のレジのタイムに、
プラス40秒くらい加算され、
後続の客を
確実にイラつかせる。
朝食用に、ホットスナックを
数点購入していくサラリーマンが、
非常に多い。
すると、1人1人のレジ滞在時間が、
かなり長くなり、
後続客から見ると、
店員の動きが遅いから行列になっていると
勝手に思われる。
6時15分
電話が鳴っても
出られない
レジで、大行列を作っている以上、
レジ以外の
一切の行動は封じられる。
たくさんの客を待たせている限り、
電話が鳴っても、当然、出られない。
出ようものなら、
客から怒号が飛ぶ。
おいッ
先に会計をやれぇ!!
だから、仲間からの
「援軍の電話」であっても出られないため、
援軍は来ない。
6時25分
全員 一万円札
通勤時の朝一番で、
一万円札をくずしていく客が多い。
たかだか300円程度の買い物に、
一万円札を、放り出される。
当然、お釣りを準備するのに、
時間がかかり、大行列に拍車をかける。
6時45分
小銭が無くなっても
両替できない
切れ目の無い波状攻撃により、
お釣りの5千円札・小銭は、
短時間ですぐに少なくなる。
相方がいる時は、「釣銭用の金庫」を開けて、
レジ金両替が可能なのだが、
1人では、およそ不可能である。
客がいない時に行くしかないが、
常に客が並んでいるため不可能。
金庫まで行かなくても、
となりのレジを開ければ、
小銭があるのだが、
となりのレジを開けた瞬間、
そこのレジに後続客がなだれ込む。
そうなると、行列が2列になり、
収集が付かなくなる。
「おい!そっちの列ばっかり
会計してないで、
こっちの列も会計しろよ!!」
こうなってしまうので、
隣のレジは迂闊(うかつ)に触れない。
7時30分
横から
色んな物が飛んでくる
やがて、大名行列は10人を軽く超え、
待たされた客からの
心無い報復攻撃が始まる。
割り箸が不必要な場合、
通常なら、その場で「箸はいいです」と
返却されるのだが、
待たされた事が許せない客の場合、
レジ清算5秒後、「これいらねえ」と、
横から箸が投げつけられる。
それを見た後続客が真似をし、
横からケチャップやら、
丸めたレシートが次々と飛んでくる。
さらに、新聞だけ買う客が、
列に並ばず、
横から140円を投げてくる場合も多い。
レジカウンターに向かって
投げているのだろうが、たいてい的を外し、
無残にも店員の足元へ転がる。
群集心理により、1人やると、
みんなが真似をするため、
しばらくすると、神社のお賽銭状態となる。
かと言って、
それらを拾おうとすると、眼前の客が、
「おい!何やってんだよ。
早く会計をしろォ!!」と怒鳴られるため、
一切、拾えない。
8時30分
怒号が挨拶代わり
「ありがとうございました。」と、
1人レジが終わり、
「大変お待たせしました」と次の客に言うと、
買い物カゴを叩きつけ、
「コンビニごときで、待たせすぎだよ!!
遅刻したらどうしてくれるんだよ!!」
それを見た次の客が真似をし、また怒鳴られる。
「電車に乗り遅れたら、タクシー代、
お前に請求するからな。覚えとけ。」
「おにぎり一個買うのに、
30分も待たせやがって。お前の名前は?」
「お前よ〜。顔見てるだけで、
腹が立ってくんよ〜」
もはや、サンドバック状態である。
9時00分
アイスが納品されても
冷凍庫に入れられない
運送業者が、コンビニに、
アイスと冷凍食品を納品しに来る。
もちろん、レジしか できないので、
アイスは全て溶ける。
いくら保冷ケースに入っていても、
長時間放置されていれば、
やはり溶ける。
新発売のアイスが納品されても、
溶けるのを待つだけである。
「レジから出られない」のを知ってて、
「アイス出さなくていいんスか〜。
溶けちゃいますよ〜」と、
ヘラヘラ嘲笑してくる客もいる。
9時40分
弁当が納品されても
陳列できない
運送業者が、コンビニに、
弁当を納品しに来る。
しかしながら、レジから出られないので、
弁当に触れない。
アイスと違う点は、
新品の弁当を欲しがる客が
たくさんいる事である。
通常なら、一個一個数を数えて(検品)、
きれいに陳列していくのだが、できない。
コンビニの弁当は、
納品専用のケースに入れられて配達され、
ケースは10段重ね(身長くらい)だ。
10段重なっているので、
場所(面積)はとらず、
コンパクトに収納されている。
したがって、
店内通路にケースが置いてあっても、
客の邪魔にはならない。
しかし、あまりにも、多勢に無勢、
店舗内は無法地帯と化す。
勝手にケースをおろし、
勝手に
弁当を持っていかれる
百歩譲って、
弁当を持っていくのは良いとしても、
おろしたケースは
無残に散乱している。
散乱したケースが店内通路を塞ぎ、
客が通れない。その怒りは店員へ向けられる。
「おい!!通れねえじゃね〜かよ!!
はやくどかせ!!」
片付けようにも、
レジしか できないため、
片付けられない。
「怪我したらどおすんだよ!!
お前が治療費出すのかよ!!」
やがて、
ケースから落ちたおにぎりまでもが
散乱する。
あまつさえ(それだけではなく)、
お菓子やカップ麺なども、無残に床に落ちている。
「なんだよ、このコンビニは!!
ブタ小屋じゃねーかよ!!」
またひとつ、クレームの要因が増える。
トイレに行けない
もちろんだが、レジから出られないので、
トイレや、水分補給は一切できない。
結果論だが、客の少ない夜勤の間に
済ませておくしかない。
10時30分
いったん客数が少なくなる
通勤客のラッシュが終わり、
レジ客の行列が一旦解消される。
やっと、レジから離れられる、
ボーナスステージ状態になる。
ブタ小屋になった店内を片付けたいが、
なによりも、トイレに行きたい。
ラッシュは終わったとは言え、
通常の客がちょくちょく来るため、
迂闊には行動できない。
店内客が0人には決してならないが、
2〜3人まで減る事は、たまにある。
チャンスをうかがい、意を決してトイレへ向かう。
「ウィ〜ン(機械音)」
レジから「5歩」歩いたところで、
自動ドアが開く。
「おい。35番くれ。」
急遽、ダッシュでレジへ戻る。
ボーナスステージ終了
11時00分
そして昼食のラッシュへ
物語は、波乱の後半戦へと続くのである
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