いらっしゃいませが上手くいえなくても
気にしない客は多い 吃音対策
【店員に朗報】
心理学における文脈効果が
吃音・どもりを
助けている件に敬意を表する
文脈効果とは
店員(あなた)が、吃音・どもりで、
意味不明な事を言ってしまっても、
お客さんの方が
自動的に解析してくれる。
例) 接客用語が上手く言えない
コンビニバイトの店員さん
店員:イ、イシャセ。
客:ん? 今、何て言ったんだろう?
まあ、レジに来た俺に声をかけてきたって事は、
たぶん、
「いらっしゃいませ」って言ったんだろう。
店員:300円ス。
ロウ、れますか?
客:ん?今、何て言ってんだ?
「ロウ」??? でも、
「れますか?」って事は、
たぶん「袋、入れますか?」
って言ったのかな?
客:あ、袋はいらないです。
店員:あす。
客:明日(あす)?
今のこの状況からすると、
「明日」ではなく、
「ありがとうございます」って
意味だよな。たぶん。
店員:300円、・・・チョス。
客:「丁度です」を
「チョス」って言ってた先輩、
昔いたなァ。
店員:シタァァァ。
客:下(した)?
まあ、最後のセリフだから、
たぶん、「ありがとうございました」
って言ってるんだよな。
このように、
一部の「単語・セリフ」が聞き取れなくても、
聞き手の脳が自動で起動し、
前後のセリフや、
現在の状況、過去の経験から、
正答を導き出す事ができる現象を、
文脈効果という。
「文脈効果」=「会話の自動解析ツール」
であり、
これは、誰にでも備わっている。
文脈効果が働いているため、
あなたが吃音でどもっても、
相手は意味を理解できるのだ。
すると、
客の脳が「写生」を自動解析し、
「シャセー」に自動変換するため、
違和感がない。だから、
だから、吃音の店員がどもっても、
ぶっちゃけ、特に何も起きない
吃音対策:相手は意外と
気づいていない事が多い
安心しろ
このように、吃音だろうが、どもろうが、
声さえ発していれば、
レジ会計においての文脈効果により、
何も起きない事が多い。
「シャ、シャセ」
「イッシャッセ」と言っても、
特に何も起きない
吃音対策:相手は意外と
気づいていない事が多い
安心しろ
ただし、あまりにも
「いらっしゃいませ」から、逸脱した
(かけ離れた)ことを言えば、
文脈効果は働かず、
「意味不明なセリフ」と認識される。
「いらっしゃいませ」を、
「シャセー」という店員さんは、
過去何人もいたが、
「プパッシャセ」と言う店員さんは、
過去一人もいなかった。
過去のデータ・経験がないため、
この場合、文脈効果は、一切発動しない。
当然だが、
「プパッシャセ!? 何だよ それは!?」
と、言われてしまう。
したがって、「いらっしゃいませ」が
上手く言えない人は、いっそのこと
「写生」(しゃせい)と言ってみるのも、
接客業のおける、吃音対策と言える。
「しゃせい」と言っても、相手は
「いらっしゃいませ」と認識してくれる。
「しゃせい」と言っても、
相手は「いらっしゃいませ」と認識してくれる。
「何も起こらない」=「普通に接客できている」
となり、自信がよみがえる。
「普通に接客できている」という
安心感を手に入れられれば、
再び、楽しいバイトができるようになる。
(精神衛生が ものすごく改善する)
「接客用語が上手く言えない」という恐怖に、
ただただ怯えるだけのバイトなんぞ、
こんなに、苦痛なことはない。
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同様に、
ありがとうございましたが言えない人の
吃音対策としては、
思い切って、
「 明日(あした)〜!! 」と言ってみる。
友達に「明日〜!!」と言うと、
「明日なんかあるの?」と言われるが、
レジ会計で「明日〜。」と言うと、
先と同じように文脈効果が働き、
「ありがとうございました」と認識される。
正確には、
「ありがとうございました」の短縮形、
「アシター」と認識される。
部活動や、ガソリンスタンドなどでは、
よく「アシター!!」が使われている。
そういう場面に遭遇、あるいは、
体験している人が多く、
すっかり脳内に刷り込まれているため、
バイトの店員がレジで「アシター」と言えば、
「ありがとうございました」と認識される。
ただし、「完璧に言わなきゃ」と緊張して、
あまりにも「ありがとうございました」から、
逸脱した(かけ離れた)事をどもって言えば、
文脈効果は働かず、
「意味不明なセリフ」と認識される。
接客用語の短縮形ならば
絶対に噛まない
吃音対策:相手はあなたに関心が無い
安心しろ
同様に、
「お待たせしました」が言えない人も、
やはり、
オリジナルに近い造語を採用する事が、
吃音対策となる。
「お待たせしました」は、
パロディが難しく、かなり強引な表現となる。
造語・新出単語なら
絶対に噛まない
吃音対策:相手はあなたの吃音に
気づいていない 安心しろ
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「吃音・どもり」の進行
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