ガンの飛ばし方1つで
ベテランか素人かわかる件に脱帽
( ゚Д゚)ゴルァ!! (#゚Д゚)ドルァ!!
正義の強者になるために
番長に学ぶ威圧感の出し方!
番長や本物の不良のガンタレは、
ケンカをする為ではなく
相手を完全に威圧・
戦意喪失させることにより、
実力下位の者との
無益なケンカを回避するという、
珠玉の高等技(職人技)である!
ガンを飛ばす とは
前ページで紹介した、我が中学校、
学年ナンバー3のとっくんに学ぶ。
ガン飛ばしの効果
@「お前なんか怖くない」という意思表示。
A「俺はお前より圧倒的に強い」という威圧。
B「俺はソートー根性あっぞ」という自慢。
C「お前、俺よりはるかに格下のクセに、
調子に乗ってんなよ」という注意勧告。
D 相手が先に目を逸らすと、痛い思いをせずに、
勝利という優越感に浸れる。
E 不良に憧れているペーペーの場合、
不良になった気分を体験できる。
見事な、攻撃的なガンタレである。
このように、ガン飛ばしには、
表情だけによる攻撃力が必須となる。
注意
一般的には、「ガンを飛ばす」=
「ケンカを売る」と同義である。
面白がって、おとなしそうな人に
ガンを飛ばしていたら、
実は格闘技有段者という場合がある。
すると、当初の予想に反して、
相手がケンカを買ってくる場合がある。
その際、ケンカをした事の無いペーペーの場合、
なすすべなく敗北する。(非常に無様)
そもそも、ガンの飛ばし方1つで、
「ケンカ慣れしているか」分かってしまう。
まずは、ニセモノの不良の
ガンの飛ばし方を見てみよう。
下位の不良・または 不良もどき
ニセモノのガンの飛ばし方
いわゆる、ニセモノが、ガンを飛ばすと、
ただ「真顔で見ているだけ」という
幼稚なパターンが多い。
終始無言で、一切、身体は動かさない。
直立不動である。
この時点で、
相手に「こいつ実は弱い」とバレている。
「ホームラン級のバカだな」と言われても、
しかたがない。
見てるだけの、ニセモノの「ガンたれ」は、
ケンカした事のない素人だとバレる。
「ガンを飛ばす」=「相手を見る」であるが、
両者の違いは何なのか!?
ここで、ガン飛ばしのプロである、
学年ナンバー4のもっくんに登場してもらおう。
上位の不良(本物の不良)の
ガンの飛ばし方
本物は、ガンを飛ばしてくる際に、
必ず何らかのアクションが伴う。
例として、付随するアクションを、
いくつか挙げてみよう。
■ガンを飛ばすのと同時進行で、
肩で風を切りながら、近づいていく。
この時、かなりゆっくりと
相手に近づいていく。
「のっし のっし」と、
怪獣のようにゆっくりである。
この時、余裕と自信があるほど、
動きはスローになる。
わざと、若干猫背になる。
※ちなみに、ニセモノの不良の場合は、
かなりの早足で近づいてくる。
これは、焦りと緊張によるものである。
■相手の目の前1センチまで顔を近づける。
眉間が動く。下から覗き込む。
若干、アゴがしゃくれる。
下から覗き込む方が迫力が出るため、
相手より、背が低くなるような体勢、
(猫背からの背筋反らし)で、覗き込む。
ちょっぴり、寄り目になる。
3秒程、完全静止する。
■「あ?」を連発する。
「あ?」を1回言うごとに、
顔の角度を変える。
たまにリズムを変えると、さらに雰囲気が出る。
例) 2回目の「あ?」からは、早くしてみる。
あ? ・・・・ あ?あ?あ?あ?
■上着を脱ぎ、自慢の筋肉をアピールする。
この時点で、すでに、
相手の一センチ前まで近づいているため、
これ以上、前に進めないのに、
さらに、風を切って歩く仕草をする。
(つまり実際には、
その場で足踏みをしている事になる)
ただし
弱そうだと思っていた相手が
実は格闘技の有段者の場合がある!
その際、蟷螂拳(とうろうけん)など、
少数派な流派のケースが多い。
このマイナーな構えが、
逆に怖い。
いかに筋肉自慢を誇ろうが、
素人が、格闘技経験者に勝てるはずがない。
その他の ガンタレ付随行動
「ヘイ、カモン。」みたいなジャスチャーをする。
わざとニヤニヤする。猪木顔をする。
アクションに関しては、すべて共通して、
オーバーモーション(大袈裟に動く)という、
ショー的要素が、
意図的・打算的に演出されている。
これらは、
己が実力に絶対の自信があるがための、
「余裕の見下し」の動きである。
そのため相手を執拗に挑発し、
相手が怒るのを楽しんでいる。
相当の実力差がないとできない、
老獪(ろうかい)な高等技である。
よほどケンカ慣れしていないと、
この余裕は出てこない。
相手にとっての一番の恐怖は
この余裕である。
なお、本物の不良が本気でキレた時は、
上記のような挑発行為は無く、
次のステップである、
「ドスの効いた啖呵」へ移行する。
「啖呵」=「たんか」と読む。
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啖呵(たんか)を切る
凸(゚Д゚#)ヤンノカゴルァ!!
ガン飛ばしで決着がつかなかった場合、
次のステップ「啖呵を切る」へ移行する。
啖呵(たんか)とは、喧嘩をする際に、
勢いよく言葉が飛び交う奇声の事である。
それでは、まずは、
ニセモノの不良の啖呵から見てみよう。
下位の不良・または 不良もどきの
啖呵(たんか)
いわゆるニセモノの不良は、
啖呵の切り方を知らない者が多い。
知っていても、レパートリーが少ない。
ほとんどが、
番長らのモノマネ(コピー)であるが、
まったくと言っていいほど、再現できていない。
(似ていない)
たいてい、「あ?」しか言えない。
巻き舌ができなくて「ゴルァ!!」が言えない。
下位の不良(ニセモノ)は「ゴルァ!!」が、
「こらあ。」になってしまい、
迫力が皆無である。
下位の不良(ニセモノ)は、
ケンカ中でも内心ではビビっているため、
声が小さい。そして棒読みである。
例として、「上等だコラ」が、
「ジョトダコラ」になってしまい、
相手に聞き取ってもらえない事がある。
さらに、
一生懸命、相手と対峙している間、
「やべえ、どうしよう」
「こいつ実は強そう」
「ケンカ売らなきゃ良かった」などと、
ネガティブな事を、たくさん考えている。
途中から、恐怖が増大し、終盤、
まさかの敬語になってしまうという、
醜態を晒す事が、多々ある。
最終的に言葉に詰まり、無言、
相手が実は、格闘技経験者だった場合、
究極は謝罪になってしまう。
サーセン、マジ、サーセン。
そもそも、この場合、
ケンカの最初の時点で、
相手に「こいつ実は弱い」とバレている。
「ホームラン級のバカだな」と言われても、
しかたがない。
また、ニセモノは相手の目を直視できない。
「男同士で見つめ合うのはテレくさい」などと、
ケンカの最中に、「違う事」を考えているため、
ケンカに集中できない。
一方、「上位の不良」(本物の不良)は、
相手の目を直視して、ドスの効いた啖呵を切れる。
声量も、すさまじい。そして、声が「かん高い」。
ケンカの最中は、
ケンカの事しか考えていないため、
ものすごい集中力となる。
本物の不良が好む啖呵
セリフのレパートリーが非常に多い。
セリフのひとつひとつに、
逐一、ドスが効いている
《゚Д゚》ゴラァァァァァァァァァァァァア!!
凸(゚Д゚#)ヤンノカ クルァ!! (メ゚皿゚)フンガー。
羞恥心・自意識が皆無のため、
人目を気にせず、声が非常にでかい。
そして声が高い。
地元や、所属学校をけなされると、気に食わない。
もともと、ヤンキー漫画が大好きで、
セリフをコピーしている場合がある。
したがって、通常の学校生活では、
いささか不自然な言葉が出てくる場合もある。
■「なんや?キサン?」
(なぜか他県の方言が出てくる)
■「シャバイ」
(なぜか他県の方言が出てくる)
■「おめ〜いい度胸してんじゃねーか」
(相手は何もしていないのに)
■「おめ〜ドコのモンだ?」
(他校の生徒が相手の場合)
■「おめ〜ら、まとめてかかってこい!!」
■「契約書にサインしな。
お前の血で書いてやろーか?」
(何の映画ですか)
■「戦闘力たったの5。ゴミめ。」
■「かかってこいやぁ!クルァ!!」
(声が高くなる)
■「○○(地元の名前)ナメんなよ!」
(地元愛が異常に強い ただしポイ捨てはする)
■「○○(地元の名前)歩くのは10年はえーよ」
(歩くくらいなら良いではないか)
■「ウチの○○に手ぇ出してくれたらしいな。
カタキ打ちだ!」(べつに○○と友達ではない)
上記は、不良たちが好んで使う、
一般的な啖呵であるが、
とりわけ、ヤンキー上位クラス(大物)となると、
少し違う手法を選ぶ。
緊迫した場面で わざと笑顔を見せる。
これは、メチャメチャ余裕があるという表情である。
お前など、問題にしないという意思表示なのだ。
相手からして見ると、この不適な笑みが、
逆にものすごく怖い。
「もしかして、こいつには、なにか
とてつもない能力が備わっているのでは!?」
と、思わせるには充分である。
ガンを飛ばす際は、「目だけで勝負」だったが、
啖呵を切る際は、目だけではなく、
顔の表情全体を使う事が多い。
執拗に挑発を繰り返して、
計算通りに相手を怒らせ、
完全に手玉に取るという、
老獪なテクニックを体得している。
番長クラスとなると、
また一段と、違ったことをする。
からまれても100%シカト。
給食の時間に、他クラスの不良に
ケンカを売られたとしても、
この「シカト」は、対戦相手に
かなりの屈辱を与える。
カッとなっている相手に対しては、
特に効果が甚大である。
いきなり、無言で
ゴリラのモノマネ(挑発)をする
(意外と、一番恐怖を覚える)
例) 学年ナンバー3とっくんと、
番長Aちゃんが、なにやら口論している。
怒り心頭で、
いまにも飛び掛かりそうなとっくんだが、
全く予想だにしなかった、
番長のゴリラのモノマネを見せ付けられ、
一気に動揺・戦意喪失(脱力)する。
この時、とっくんは、
まったく意味が分からず、
どうしていいか分からず、とにかく困る。
それに対して、番長(Aちゃん)の
ゴリラのモノマネは、
あくまでも演技である。
Aちゃんは、極めて冷静に
相手の反応をうかがっており、
常に戦意は保っている。
いつでも臨戦態勢OKだが、
相手(とっくん)が戦意を失くせば、
それ以上何もしない。
番長(Aちゃん)は、できれば、
無駄な争いは避けたいと思っている。
(面倒くさいだけ)
番長のパフォーマンスの
レパートリーは非常に多い
ドヤ顔で(または満面の笑みで)
ボディービルダーの
モノマネを敢行する
(挑発&肉体自慢)
■歌(ドナドナ・真っ赤な鼻のトナカイなど)を
歌い始め、サビの部分で、鉄拳が飛ぶ。
真面目に対峙していると、
対戦相手は、俄然(がせん)、
敵意をむき出しにしてくる。
しかし、番長クラスともなると、
この緊迫した場面で意図的にヘラヘラし、
歌やモノマネのような、
一見、妙なアクションを始める。
すると、対戦相手は動揺し、
考え始める。
「オレが今までケンカしてきたヤツは、
みんな限界ギリギリの形相で挑んできたのに、
なんだコイツのこの余裕は?
そんなに自信があるというのか?」
考え始めた時点で、ケンカに集中できなくなり、
闘争心が、みるみるくすぶってくる。
しだいに、動揺が恐怖へと変わる。
恐怖は余計な緊張を生み出す。
緊張は実力を半減させる。この時点で、
相手の戦意は完全に喪失している。
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