似合う 薄毛の髪型
シュミレーションから学ぶ 実践編
薄毛の髪型を攻略する
いよいよ実践してみよう
基本データ(架空の人物)
スペック 23歳 (前のページと同じモデル)
若くして、髪が後退。
広くなった額に、容赦なくM字が食い込む。
骨格は、サイドが、出っ張っている。
(ハチが張っている)
頭頂部が尖っている。
前頭葉肥大による、オデコの張り出し。
(三重苦)
美容師さんでも、てこずる高位技術、
それが、若はげカット!
大抵 こういう感じで
美容室へ来店する ↓
額のスキマを完全には埋めることができず、
いかにも「ボク、隠しています」となる。
しかも、誰が見ても、隠せていない。
しかし 今日は 美容師さんに
全てお任せする心構え
美容師さんでも、できる人の少ないという、
若はげカット!
お手並み拝見である。
まず潔く前髪をカット
(短く)する ↓↓
できれば、M字のえぐれに合わせて
Vラインの前髪にすると、なお良い。
前髪が短いと、
「前髪のスキマ」の溝の幅が狭まるので、
黒髪とのコントラスト(対比)が少なく、
逆にバレにくい。
バレたとしても、
「あんた、若はげだよね」と言うよりは、
「額が広いんだね」という、
いくぶんマシな評価に落ち着く。
ということは、
頭頂部の髪はかなり長めに残さないと、
前髪が完全消滅する。(コツ)
ただし、「貴重な前髪」を意識しすぎて、
ワンレングス
(上の髪と下の髪が同じ場所でカットされる)
にすると、前髪が見事にそろう。
これは確かに、
一番毛量を多く見せる切り方だが、
前髪が容赦なくそろう。
後からあせって、いくらセニング
(すきバサミ)を入れても見事にそろう。
むしろ、やりすぎて、前髪なくなっちゃう。
薄毛カットを知らない美容師は、
「薄毛」=「ワンレングス」と勘違いしているが、
これをやると、「ワカメちゃん」、
「ヘルメット」「ウォーズマン」になる。
プラス「デコ広」となるので、かなりヤバい。
薄毛を、自然な前髪にするためには、
ほんのちょっぴりだけ、
レイヤーを入れる。
(超超々ローレイヤー)2〜3ミリ。
(上の髪を、ちょっぴりカットする)
ほんのちょっぴりが重要だ。
かくし味程度の長さである。(コツ)
普通の美容師であれば、
2〜3ミリのレイヤーなど、
普段する機会がないため、
この考えは、まず出てこない。
かといって、従来のレイヤー
(2〜3センチ)を入れると、
薄毛カットの場合、あっという間に、
前髪が消滅する。
(スカスカではなく、完全消滅)
デビューしたての、
ジュニアスタイリストや、
薄毛カット未経験者が
よくやるミスがこれだ。
髪がフサフサな人と同様に、
しっかりとしたレイヤーを
薄毛の人にも入れてしまう。
この場合、あっという間に、
前髪が消滅する。
(スカスカではなく、完全消滅)
頭頂部は長く
でも つむじは短く ↓↓
頭頂部の長い毛は、前髪に費やしたため、
もう使えない。
代わりに頭頂部の髪を構築しているのが
つむじの髪である。
つむじの毛は、かなり短くカットする。
つむじの「短くした髪」を利用して、
頭頂部を膨らませる。
これが、正面から見たときの
ボリュームを司(つかさど)る。
美容師さんのための
展開図(髪型の説明書)はこうだ。
青の「頭頂部の長い髪」と、
黄色の「つむじの短い髪」は、
長さの差が激しいため、
つながらない。(ツーブロック状態)
経験の浅い美容師は、
綺麗な仕事しか知らないため
強引にハイグラデージョンで
綺麗につなげたがるが、
強引につなげちゃうと、
青のパネルの量が大幅に減り、
即座に前髪がヤバくなる。
(戦力が半減)
このように、前髪が無い場合、
1ブロックずつ、意図的にずらして、
シルエットを再構築するのだ。(コツ)
「つむじの髪」を、
上手く使えないと
こうなっちゃう
頭頂部から髪を輸入したぞ。
あれっ?
前髪はできたけど、ぺっちゃんこだぁ。
これじゃぁ、なんか情けない。
だから、「つむじの髪」を、利用するわけよ。
黄色の「つむじの髪」で、ボリュームアップ。
反撃開始だぁー!!
だいぶ、シルエットが完成されてきたぞ。
前髪に合わせて
サイド・後ろもスッキリと
短くする ↓
(擬似)前髪は短い。
実際にはものすごく長い毛なのだが、
正面からは視覚的には、短髪に見える。
それにあわせて、周りも短くすることで、
ごく自然な髪型になる。
この時、えり足を長く残すのも良い。
えり足(うしろ)を
長く残す「遊び心」で
オシャレ度アップを演出
額に集まる視線を分散だあ。
ボリュームが出るように
緻密にセット ↓↓
ここが、ウデの見せ所。
前髪のスキマを埋めつつ、
ふんわりとした、ボリュームを出す。
最後はハードスプレーで、 風対策を忘れずに。
この時、髪を上にあげるのではなく、
カールをつけるように、
弧(こ)を意識して、前へ持っていく。
カールをつけた髪の上に、
次の髪が乗っかって来る様な感覚だ。
(重要なコツ)
真上に上げてしまうと、
地肌が透けて見え、薄毛に見えるぞ。
髪を明るくしてみる ↓
黒髪と肌色では色が違いすぎて、
額が広いのが目立つ。
両者の色の差が近くなると、
互いに保護色になり、同化する。
すると、額が目立たなくなる。
普通に
カッコイイじゃん!!
復習しよう。
この赤い○の部分の髪は、
はいっ
頭頂部の髪です。(キーパーツ)
ここは絶対に切っちゃいけない。
(全力死守)
頭頂部の髪だけ、
わざと意図的に長く残しているのだ。
だけど、デビューしたての、
ジュニアスタイリストさんは、
薄毛カットの経験が無いため、
おや、一箇所だけ長い髪があるぞ、
切り残しかな? そうらっ!
切り残しかな? そうらっ!
ああっ
キーパーツがぁっ!!
美容師さんから見ると、
全ての髪が同じ長さになり、ドヤ顔。
オレのカットは上手い。
ロボットなみの、精密さだぜ!!
しかし、髪をおろすと、愕然!!
あああああ・・・
こいつはマジにヤバいぜ・・
本日は、カット・シャンプーで
5000円になります。
ありがとうございましたー!
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