冤罪で今日から人生終了
完全ドキュメント 末路
突然の悲劇
俺が一体何をした!?
完全ドキュメント
通勤の電車に乗ると、
今のご時勢を象徴するような
すさまじい光景が。
勘違いによる冤罪を回避するために、
これでもかというくらい、
手を真上に上げているのが良いとされる。
今のご時勢、全ての通勤男子は、
電車での冤罪を過剰に恐れている。
電車に乗るやいなや、次々と
みんな必死に 手を天高く挙げていく。
すると、こうなる。
ちょっ !?
このように、男性は皆、
不自然なくらいに手を挙げて
触る意思がありませんアピールを
しておかないと
目的の駅で下車する事はできない。
男性陣 必死ww
また、わざとらしく
プラカードを両手で持って
アリバイを作る者も現れる。
両手で物を持つことにより、
より上位版のデフェンスとなる。
普段、電車に乗らない者から見ると、
異常な空間である。
しかしながら、今日（こんにち）の日本では、
自分の人生を守るためには、
最低限の行為である。
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こんな事までしないといけないなんて、
なんという冤罪恐怖症。
このような男性の不安など、
女性は 知る由もない。
それどころか、
なにコイツという目で見られる。
それでも、犯罪者になるよりはマシと、
男性たちは、あらゆる対抗策を練る。
冤罪についての対抗策が無いヤツは、
女性のちょっとした勘違いで、
今までのキャリアが全てパアとなる。
通勤ラッシュの時間帯だけあって、
すぐに満員電車となる。
しかしながら、
ムリヤリ乗ってくるヤツも多い。
明らかに もう乗れないのに、
怒涛の寄りで乗ってくる。
必然的に密着状態となる。
密着状態になった時点で
人生破滅フラグだが、
予想通り、この後、
とんでもない修羅場が !!
一体どうなって
しまうのかッ!?
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ただの勘違いで
俺の人生終了
