売れるチャンスをみすみす逃してしまうのは 機会ロス
あなたが、お店に行って、すごく気に入った商品があった。
ガラスケースに綺麗に展示してあって、どうしても欲しい。
でも、値札(プライスカード)が取れてしまっていて、いくらか分からない。
結構マニアックな商品なので、
店員さんに、「いくらですか?」と聞くのが、ちょっと恥ずかしい。
10000円持っているし、多分足りそうな値段だとは思うが、
万が一、レジ清算でお金が足りなかったら、赤っ恥だ。
すごく欲しかったけど、結局、買わずに(買えずに)帰った。
こういう経験をした事のある方も多いと思うが、
店側からすると、値段さえ付いていれば、間違いなく売れたのだ。
このマニアックな商品の値段が5000円だったとすると、
売上5000円をみすみす逃した事になる。
これを機会ロスという。
「別に今日売らなくても、いつか売れるだろう。」というような方は、赤字経営者である。
今日の売上は、今日作らなければならないのだ。
今日の売上が、明日の仕入費になるのだ。
古いものを売りさばいて、新しいものを仕入れる。これが商品の回転である。
商品が回転するお店は、商品が入れ替わる。いついっても魅力的な商品がある。
お客様が、いつ来店されても飽きない。
回転が少ないお店は、いつも同じ商品が並んでいて、2〜3回来店すると飽きる。(失客)
売れないから、次の仕入費が稼げない。悪循環である。
あなたが、のらりくらり、10個売っている間に、
私は、50個売ることができる。当然、売上もあなたの5倍である。
あなたが、月に5万稼いでいるなら、私は25万稼げる。
一年間で、240万の差が出てしまうのだ。
たった一回の機会ロスは、とてつもなく大きい。
お客様は、少しでも不安を感じると、欲しくても、買うのをためらう。
逆に言うと、不安さえなければ買うのだ。
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オークションでも 機会ロスが満載
オークションの場合、現物が見れないので、文字・画像での情報がすべてだ。
落札しようとする人は、文字だけで、すべての条件を判断しなければならない。
私も、仕入として、オークションを利用する時がある。
せっかく素晴らしいお宝を見つけても、不安で買えない時がある。
送料の記載・説明が一切ない
落札後、後から法外な金額を請求されても、
入札した以上、文句が言えないので、不安
欲しいけど、あきらめる。
どこの配達業者を利用するかの記載・説明が一切ない
上記と同じく、後から、ボッタくられても、文句が言えず、不安
欲しいけど、あきらめる。
送料の記載があるが、おそろしく高い
一律2500円などと、マイルール設定している。
しかも、その記載は目立たない所にある。
商品自体は、1円で出品しており、1円で買えると勘違いした初心者に、
2501円で、そこまでの価値の無いものを売りつける。
一箇所でも悪質な所があると、全てを疑ってしまう。
結局、怖いので、あきらめる。
商品画像が無い
買うわけがない。
振込先の記載説明がない
できれば、振込手数料のかからない銀行が良いが、
記載がないため、不安。手数料が発生すると、利益がでない場合も。
欲しかったけど、あきらめる。
商品状態が書いていないのに、返品不可
壊れているかも分からない物は、怖くて買えない。
ただし、ジャンク表記があれば、材料として買う場合がある。
だれもが、感じている事ばかりだが、
逆に、これを改善すれば、機会ロスは無くなる。
ちなみに、こういう相手を不安にさせる出品者というものは、
相当な実績があり、利益を出している方々なので、
「不満があるなら、どうぞ買わなくて良い」と、お客を選ぶ事ができる。
しかし、初心者のあなたがマネしてしまうと、
まだ、信頼も評価も実績も皆無なので、すぐに致命傷となってしまう。
初心者の間は、すべての行動に、思いやりの心を持つ事が必要だ。
おもてなしの精神 相手の立場になって考える思いやり
オークションにしろ、リアル店舗にしろ、
初心者の場合、まずは、売ることよりも、
「来店してくれてありがとう」の心である。
綺麗な言葉使い・態度・綺麗な商品
分かりやすい価格表示・分かりやすい商品説明
不安にならない送料の説明・
買わなくても、見てくれただけで感謝、感謝
これら当たり前の事ができていれば、機会ロスがなくなり、
おのずと、信頼・評価・実績が積みあがっていく。
自分が不安にさせられた事は、相手にしてはならない。
自分が嬉しかったことを、相手に存分にして差し上げる。
あなたのファンが増えれば、機会ロスがなくなり、販売機会が増え、
おのずと、信頼・評価・実績が積みあがっていく。
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