Ｏ脚の人の歩き方はクセがある
分析→反省→矯正→治る→
さわやか→ウヒョヒョ
敵を知るために まず己を知る前のページでは、
「立ち方」を修正するストレッッチを
紹介したが、
今回は、「歩き方」を修正する。
正しい歩き方は、そっくりそのまま
Ｏ脚を矯正するストレッチにもなる。
そこで、まずは、
Ｏ脚の人の歩き方を分析することで、
改善策を導いていく。
ここにＯ脚の人がいる。（架空の人物）
スネとスネの間に、
こぶし１つ以上入る「Ｏ脚」である。
この人に、サンプル（実験台）として、
少し歩いてもらおう。
すいませ～ん。 ちょっと、
少し歩いてみてください！！
少し歩いてみてください！！
一歩目。
Ｏ脚で
足が湾曲しているため、
足の外側に体重がかかる。
だから、顔の位置が、
中心よりも外側にある。
フラつくかように、体全体が横へ傾く。
歩く際は、ただでさえ
横に湾曲している足を、
ひざを中心にして縦に曲げるため、
さらに湾曲して見える。
まるでブーメランのように見え、
結果として、ガニ股に見える。
とくに前に出した足は、
余計に曲がって見える。
それなのに、
「くつ」は自然と内側を向いており、
ガニ股で、かつ、内股となる。
二歩目。
線対称で、同じように、
足の外側に
体重がかかる。
やはり、顔の位置が、
中心よりも外側にある。
そのため、連続して歩くと、
左右に顔が大きく動く事となる。
やはり、前に出した足の方が
曲がって見えるため、
連続して歩いていると、
コンパスのように見える。
まとめると、Ｏ脚の人は、
歩行時、顔は、左右に激しく揺れる。
なお、Ｏ脚じゃない人は、
顔の位置が、ほとんど ブレない。
Ｏ脚の人が歩いている時の
顔の動きは、例えるなら、
「やじろべえ」のような動きに近い。
また、Ｏ脚の人は、歩行時、
前に踏み出した足が、
とくに曲がって見えるため、
歩いていると、左右交互に、
「ふくらみ」が生じ、
例えるなら、コンパスを
クルクル回しているように見える。
この２つの動作、
（やじろべえ・コンパス）が
複合されたモノが、
Ｏ脚の歩き方となる。
正直これは、ものすごく
違和感のある歩き方である。
普段、自分では見えないから
気がつかない事が多いが、
あなたは毎日、こういう歩き方を、
皆様に披露しているのである。
普段、カッコつけていても、
歩くと、こうである。
したがって、イケメンなのに、
モテない場合、歩き方が、
こんなである可能性は否定できない。
この２つの動作、
（やじろべえ・コンパス）は、
「Ｏ脚じゃない人」には無い、
追加の動作であるため、
「Ｏ脚じゃない人」よりも、
ムダに体力を使う。
だから、すぐに、ものすごく疲れる。
なおかつ、広範囲に負荷をかけ、
連鎖的に故障箇所が増える。
なお、余談ではあるが、
日ごろから
動きがおかしいため、
運動会などのイベントでは、
必ず、注目される。
自分では、クラスを代表するような
華麗なる走りだと思っていても、
実際はこうである。
足が速いから
Ｏ脚が余計に目立つ
＼(^o^)／ｵﾜﾀ
さらに、足跡（そくせき）にも、
明確な違いが出てくる。
左の茶色の「あしあと」は、
足がまっすぐな人である。
中心線をまたぐように、
一定の「あしあと」を残す。
もう一度、よく見てほしい。
今度は、右側の「あしあと」に注目。
右の黒い「あしあと」は、
Ｏ脚の人である。
Ｏ脚の人の「あしあと」を辿ると、
かなり、中心に寄っている。
（中心線を踏んでいる）
そのため、毎回、
左右の足が交差する。（コンパス）
結果、自らの足が絡まり、
つまづく事が、よくある。
必ず中心線を通り（踏み）、なおかつ、
「あしあと」一定ではなく、ブレがある。
足を踏み出しすぎたり、
逆に、踏み込みが浅かったり、
バラバラである。（安定しない）
足は、上半身を支える、「支点」である。
Ｏ脚の人は、支点が中央に寄り、
かつ、地面との接点面積が、
極めて狭いため、
上半身は、大きくグラつく。（やじろべえ）
画像のようなバランスであり、
少しでも、左右に揺さぶられると、
ただちに転ぶ。
とくに、頭が働いていない「寝起き」は、
転びやすいため、要注意である。
それに対し、「まっすぐ」な人は、
どっしりとしていて、
非常にバランスが良い。
両の足がクロスしないので、
支点が２箇所あることになり、
少々の事では、動じない。
まとめると、歩行時の「あしあと」が、
中心線を踏むことにより、
動きが「コンパス」になり、
それが原因で、「やじろべえ」になる。
（負のスパイラル）
だから、歩くときに 中心線を
踏まなければ良い
スポンサードリンク
中心線を
踏まなければ良い
このアドバイスを聞いたＯ脚の人たちが、
ただちに それを実行すると、
ほとんどの人が、過剰に意識して、
みんな 同じ失敗をする。
上の画像（絵）のように、
足（くつ）だけを、外側へ
強引に踏み出してしまうのだ。
これは、言葉で説明するのは困難だが、
あえて、例えるなら、
「特撮ヒーロー」の怪獣のような、
歩き方である。
「のっし、のっし」と歩く様は、
余計にＯ脚に拍車をかける。
本来、歩行時は、
足の内側に負荷がかかるのが、
普通であるが、
これでは、極端に外側に負荷がかかり、
明らかにＯ脚を助長する。（悪化）
「中心線を踏むな」と言っても、
条件がある。
間違った知識や、不完全な知識ほど、
怖いモノはない。
成果が無いだけなら良いが、
むしろ悪化する公算が高いのである。
↑ これは ダメですよ ↑
「まっすぐ」な人の歩き方を見てみよう。
確かに中心線は踏んでいない。
そして、
さらに着目してほしいのが、
左右のひざの距離である。
くっついているわけでもなく、
離れすぎているわけでもなく、
これが、理想的な、「ひざの間隔」である。
Ｏ脚の歩き方を
我流で矯正しようとしている人は、
さまざまな知識・意識が交錯し、
「ひざの間隔」が広い傾向がある。
ひざは、開きすぎず、
でも、中心線は踏まない。
「まっすぐ」な人は、意識しないでも、
当たり前にできる事だが、
「Ｏ脚矯正者」にとっては、
至難の業（わざ）である。
「ゼロ」を「１００」にするには、
「１００」の意識が必要である。
だが、「Ｏ脚の人」が矯正を実行する場合、
「－５０」を「１００」にするのだから、
「１５０」の意識が必要である。
そのため、「正しい方法」を
「極端に実行」するくらいが丁度良い。
もちろん、「正しい方法で」、というのが、
前提なのは、言うまでもない。
ひざは、開きすぎず、
でも、中心線は踏まない。
この、「正しい極端」を実行すると、
こういう歩き方になる。
一見、「なにフザけてんだ」と
思われるかもしれないが、
イメージとしては、
■歩行時に
膝をくっつけちゃう。
実際には、Ｏ脚の構造上、
絶対にくっつかないが、でも、極端に
「くっつけるイメージ」で
実行すると、
結果、丁度良い。
Ｏ脚の人は、正しい方法で
極端に実行するくらいが
マジ 調度良い。
■ひざをくっつけた状態で、中心線のかなり外側を、
着地点にする。
この時、右のフザけた画像のように、
「自分の足は外側に反っているんだ」
というイメージでやる。
すると、中心線のかなり外側へ、
意識が行く。
この歩き方で
鏡を見るとビックリ！！
鏡がない人は、店舗の
自動ドアなども、反射して、
「自分の歩き方」が見える。
なんと、歩き方が、まっすぐに近い！
完璧には、まだ及ばないが、
「コンパス」や「やじろべえ」は
完全に消えうせ、
非常に、
キレイな歩き方になっているではないか！！
この「フザけた極端な歩き方」の方が、
他人から見た場合、
「普通の歩き方」に見えるのだ。
いかに、今まで
「おかしな歩き方」をしていたかが、
自分でも分かる。
そして、この
「フザけた極端な歩き方」をしていると、
足の筋肉の内側に負荷がかかる。
これは、前ページの「逆回転ストレッチ」の
コンセプトと合致する。つまりは、
歩きながら矯正ストレッチを
自動的にしている事になる。
一日の動作の中で、一番
時間が多いのは、「歩く動作」である。
この「歩く動作」が、しっかりしていると、
Ｏ脚改善に、かなり有益である。
例えば、一日に、５時間くらい、
「歩く仕事」をしている人は、
５時間矯正ストレッチをしている事になる。
さらに、静止している時は、前ページの
「逆回転ストレッチ」をするのが、
鉄板である。
極端にやって、「１５０」を意識しても、
結果は、やっと「８０」くらいなのだから、
恥ずかしがって、
チョコチョコやっていると、
結果は「マイナスのまま」。
つまり、いつまでたっても、
普段の「Ｏ脚の歩き方」のままである。
スポンサードリンク
次のページへ進む 【ガチ】
２０代３０代でも背は伸びる！
魅惑の歪み矯正ストレッチ
前のページへ戻る アキちゃん大回転！
Ｏ脚を治すストレッチとは
