今年もギラギラの1年生(後輩)が入学してくる (゚Д゚ )ゴルァ!!(゚Д゚ )ドルァ!!(゚Д゚ )クルァ!!
風雲 美容専門学校 2年生
2年目はどんな?
1年生という血気盛んな後輩ができる
4月から波乱の予感
去年の自分らを見ているようだ 血気盛んな若武者たち (゚Д゚ )ゴルァ!!
進級おめでとう!
晴れて、2年生となる。
新しい教室に胸を躍らせて入場。最初に思う事。
2年生の教室は かなり小さい
1年間で脱落者が10人近くいるのは、毎年の事だ。
それは、学校の運営側の方が良く周知している。
2年生に進級時には、生徒数が大幅に減っているのを見越しての設計か?
2年生になって最初の日、生徒達の焦点はただひとつ。
どんな後輩が入ってきたか
とりわけ、各クラスの「やんちゃ」たちの目がギラ付く。
2年生になると、同学年の名前と顔は、おおかた暗記している。
したがって、見慣れない顔は全て新入生である。
学校の校門は、教室からよく見える。
各クラスの「やんちゃ」たちは、窓を全快にし、身を乗り出す。
教室から、登校してくる新入生たちに、いちいちガンを飛ばす。
新入生も、去年の自分らと同じように、外見はイカつい。
任侠映画から飛び出してきたような者や
洋画のギャングスターのような風貌の者、
上下ジャージ(金ネック装着)で登校する者、
セカンドバックを手に持つ者、また波乱の予感である。
外見が、著しく目立つ新入生は、2年生のブラックリストに即時登録される。
こうなると、昼食時にカツ丼を食べている時でさえも、ガンを飛ばされる事となる。
ただし、決してまだ手は出さない。これは、情報があまりにも不足しているためである。
「もしかしたら、格闘技を体得していて鬼神の強さを誇る相手かもしれない」と、
さすがの2年生も、二の足を踏むケースが多い。
「やんちゃ」ではない「一般の2年生」に至っては、
1年生にビビッてしまう者が多く、
逆に1年生にガンを飛ばされる事となる。
しかし、それも最初の1〜2ヶ月で収まる場合がほとんどである。
2年生の各「リーダー格・やんちゃ」たちが動き出す時が来るのだ。
バスケットボールの球技大会が K−1会場となる
5月となり、五月病にもならず、みな元気に授業に精進している。
そんな折、毎年恒例の球技大会の開催が、朝礼にて発表される。
大抵、バスケットボールになる事が多い。
会場の予約が比較的容易で、天候に左右されない事が理由であろう。
バスケットボールは、空中の格闘技とも言われる激しいスポーツなので、
一波乱ありそうなのは、誰でも察しが付く。
「やんちゃ」はスポーツが得意・好きな者が多く、動きが活発である。
それは1年生も同様である。核弾頭と核弾頭が、ぶつかる危険があるのである。
案の定、体の接触でのファウルがあると、
やはり 1年対2年(男子)の直接対決
当然、即座に先生が割ってはいるので、
刑事事件には発展しない。
始末書という最強の外交カードがある限り、
先生には逆らえない。
遺恨を残し、不穏な空気のまま、
表彰式が終わる。
その1〜2日後、異変が起こる。
1年生がガンを飛ばさなくなっている
どうやら、2年生の「リーダー格・やんちゃ」が、
ケジメを取った模様だ。
この頃、2年生たちは、当該学校の全てを把握してきている。
「どの部屋なら、先生と遭遇しないか。」
「何時くらいなら、先生と遭遇しないか。」
それらを統合した結果、「学校の男子トイレ」を採用したようである。
トイレは、1年2年共用である。
当然、女性の先生は入ってこれない。監視の人数が半減するという事だ。
これが、学校の外だと、大きな問題に発展してしまう恐れがある。
2年生は、1度停学を喰らっている者もいるだけに、問題だけは避けたい。
ともあれ、1年のリーダー格を殲滅(せんめつ)した事により、
学校の勢力が1つに統一される運びとなる。
1年のリーダー格は、2年に忠誠を誓えば、側近となれる。
頭は下げられないという場合、2年が卒業するまで、ひたすら我慢である。
こうして、後顧の憂い(こうこのうれい)が無くなり、学業に専念できるようになる。
この頃になると、リーダー格が音頭を取り、ゴールデンウィーク・夏休みになどに、
バーベキューや、遊園地に、クラスメイト大勢で参加するイベントが頻繁に企画される。
また、2年生の夏休みには、実際のサロン(美容室)に、2日間の体験入店を義務付けられる。
その際のレポート作成が宿題となる。
このサロンは、学校側が用意してくれるが、
自ら飛び込み営業すれば、地元のサロンでも可能である。
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