独立の適正がありますか? 人気者は有利
雇われの身はつらいよ
独立して成功する人は
いきなり独立しても初日から稼ぐ件
看板の力を借りずに 独立して生きていくために まず適正を知る
□独立して成功する可能性が高いタイプ□
明るくて指名客が50人以上いる美容師
独立・開業して、一番初めに相談されるのは、
「客が来ません!今月の売上が0です!!」である。90%の店がそうなる。
たいがい、誰も知らない得体の知れない店は、敬遠される。
はっきり言って、ただただ不気味だからだ。
だが、そこを経営しているのが親しい知人だと知っていたら、どうだろうか?
ほとんどの人が臆せず、安心してドアをノックできる事だろう。
むしろ、期待で、ドキドキ・ワクワクすること請け合いだ。
成功している美容室経営者の共通点は、雇われ時代に、
売れっ子スーパースターである。
(毎月1回は来店される)指名客が、必ず50〜100人はいる。
独立時に、その指名客を全員持っていくのである。
つまり、オープン初日から、あなたのファンが50〜100人いる状態なのだ。
放っておいても、その中の誰かが、毎日2・3人は必ず来店してくれるのだ。
高い金と労力を使ってビラを配らなくても、初日から売上が作れるのである。
そういうわけで、雇われ時代の指名客は、非常に重要である。
雇われ時代の指名客たちは
将来の自分の店の売上である
反対に、「無口で指名客が少ない」美容師が独立すると、
冒頭の「客が来ません」になり、3年しても「客が来ません」のままで廃業となる。
こういう失敗者を何人も見てきているから、自信を持って言い切れるのだ。
しかしながら、独立の野望を抱いているのは、
この「無口で指名客が少ない」美容師の方が多い傾向がある。
信用できる施工業者・美容ディーラーを確保している
独立・開業するには、自分の店舗を建設しなければならない。
工事と言っても、様々な業者が絡んでくる。
大工・鳶・塗装・看板などなど、普通に外注すると、資金が1000万あっても不安だ。
どころが、知り合いや同級生などに、こういった業者がいると、格安でできる。
200〜300万は安く上がる事がある。これは大きい。
前述の売れっ子スーパースターは、自分の指名客の中に、
こういった業者のお客様がいる事が多い。まさに人脈である。
「いつもアンちゃんにはカッコよくしてもらってるから、安く工事してやるよ!」となる。
あなたも、こういう職人のお客様をカットする時は、是非、指名に繋げたい。
また、売れっ子スーパースターは、美容ディーラーを上手く味方にしている。
普通は、新製品の宣伝ばかりで、正直ウザイと感じている美容師が多い中、
売れっ子スーパースターは、対等の目線で相手をしている。
だから、プライベートでも付き合いがある。
もちろん独立の相談も、このディーラーには早い段階でしている。
ここまで仲良くなると、資材・薬液の価格交渉が可能となる。
ディーラーも、新規お得意様が増えるわけだから、値引きを認めてくれる事が多い。
「無口で指名客が少ない」美容師の場合は、普段ディーラーとほとんど話さず、
独立する際も、資材・薬液を定価で買わされる事となる。
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上記のように、売れっ子スーパースターの場合は、
雇われ時代に、普通に美容師やってるだけで、
自然に、独立の準備ができているという事だ。
「思いつきで独立した」、「ノリで独立しちゃった」のに、大成功している人がいるが、
こういった人たちも、「実は自然に独立の準備ができちゃっていた」タイプである。
「指名客と知り合いが多い人」=「成功に限りなく近い」である。
後は、資金さえ貯めてあれば、すぐにも独立できる状態にある。
ローンを組まず、一括で払えれば、開業後の月々の固定費が安くあがるので、
廃業のリスクは極めて低くなる。
反対に、
「指名客と知り合いが少ない人」=「自殺行為に限りなく近い」となる。
このタイプは、決意は固く、一度「独立する」と決めたら、
周囲の反対を押しのけてでも独立してしまう傾向がある。
私も、このタイプには、何人にも相談を受けてきた。
過去の経験則・先人達の失敗例を、一生懸命に説明し、
「今の君の条件ではとても厳しいよ」と、引き止めたものの、制止できた者は1人もいない。
その後の結果は分かっていたので、とても残念な事、この上ない。
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