ニート ＶＳ 企業面接
高校卒業後 社会には出ず
花形産業 自宅警備に従事し、
早５年 もう２３歳
ずっと パソコンと戯れていたが、
毎日、毎日、親がうるさいから、
ついに、就職活動！！
親のスーツを身にまとい、
ハローワーク（前のページ）経由で、
今日から、面接ラッシュ！！（応募１１社）
ちなみに、彼の履歴書は
次の通りである。
言うまでも無く、これじゃあ
ダメな履歴書の見本である。
彼は 知る由もないが、後に、
さんざんダメ出しをくらう事になる。
１社目 スベリ止め
職種 工場
１１社 面接するのだが、
全滅だけは避けたい。
「スベリ止め」のために、
待遇の悪い会社にも応募してみた。
ここまで待遇の悪い会社なら、
応募するヤツも少ないし、
俺でも受かるかもしれないッ！！
面接は、たいてい、約束の時間よりも
遅くなる。（待たされる）
社会人経験が著しく少ない者は
この時、かなりイラつくが、
顔に出してはいけない。
あなたは無職でヒマなんだろうけど、
相手は激務のため、
時間が守れない事が 多々ある。
面接官が来ても、
立たないwwww
のん気に お茶飲んでないで
早く挨拶しろよ (ﾟﾛﾟﾉ)ﾉ
通常は、待たされている時は
座っていても良いのだろうが、
面接官が来たら、サッと立って、
先に挨拶をしなくてはならない。
できれば、お茶を飲んでいるシーンも
面接官には見られたくない。
（ここは あなたの家ではない）
明らかに誰もいない時に、
飲み干してしまうのが良い。
怒られる事は無いが、
行動はしっかりと見られている。
５秒ほど、履歴書をガン見される。
履歴書を、一旦 預かったりせず、
その場で返す事すらある。
今日の面接自体、
「無かったコトに」という事である。
やはり、履歴書の内容が
あまりにもお粗末だと、
相手にされない。
これ以上 話しても
何も得るものは無いと判断されてしまう。
最後に何かアピールしたい事ある？
「やる気がある」のは、
みんな同じなので、
何のアピールにもならない。
「一生懸命働く」のは、
当たり前の事なので
何のアピールにもならない。
こんな幼稚な言葉を叫んだところで、
むしろ、「ああ、こいつ
他に 何も取り得が無いんだな」と
全てを悟られる。
わずか１分半で面接終了www
入り口まで見送ってくれて、
トドメの一言。
「○○さんの成功をお祈りいたします」
面接官に
真剣に祈られるwww
この「祈る」という言葉は、
「次の面接では頑張ってね」
という意味で使われる。
なぐさめ・同情とも取れる。
「お祈り」＝「不採用」の由来は、
後に郵送される
不採用の通知に書かれている文言に、
○○様のより一層の
ご活躍をお祈り申し上げます
と書かれている事に起因する。
だから、
面接当日に祈られると、
間違いなく、その場で不採用である。
このように、下記のケースでは
ほぼ１００％、
後日、家に通知が郵送される。
「職歴無し」の人物に対して
「輝かしい経歴」とか
言っちゃってる所が、
まさに、テンプレ（使いまわしの）
文章である。
２社目 パソコン関係
そして
３社目 アパレル店長候補
４社目 ホテルフロント
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５社目 印刷業
実際に面接を受けてみると、
求人の条件と全く違う事が、
非常に多い。
求人に夢のある事を掲載するのは、
応募者を殺到させるためであり、
異を唱えれば、もちろん、不採用となる。
あなたが文句を言って 断っても、
応募者は多数いるため、
企業は なんら困らないのが現実である。
６社目 事務
エクセル ワードできる人
昔から、事務員は女性というイメージが
今だに根強く残っており、
若い女性が優先的に採用される。
中途採用の男性の場合、
パソコンが得意であっても、
女性のパソコン未経験者に
持っていかれる事が多い。
採用担当（人事）が男の場合、
カワイイだけで採用ww さらに言えば、応募者が男性の場合、
３年の実務経験があっても、
女性の実務未経験者に
持っていかれる事が多い。
つまり、事務職の中途採用の場合、
男性の未経験者は、門前払いである。
カワイイだけが取柄の
「未経験者」を雇っておきながら、
「能力に難あり」とか
言っちゃってる所が、
まさに、テンプレ（使いまわしの）
文章である。
また、余談ではあるが、
求人票の仕事内容に、
「お茶だし」と記載がある場合、
ほぼ１００％ 女性専用求人である。
さらに、
「女性が活躍する職場です」も、
ほぼ１００％ 女性専用求人である。
男性が応募しても、
一応、面接は してくれるが・・・
７社目 税理士補助アシスタント
完全に 場違い。
余談ではあるが、このような、
身の丈以上の職種の場合、
９９％ 面接まで行かず、
事前の書類選考で落とされる。
しかも、ポストに投函した翌日には、
自宅に不採用通知が届く。
まさに、門前払いである。
（実務経験者は除く）
４０分かけて丁寧に書いた履歴書は、
ほとんど見てもらえず、
ご丁寧に３つ折りにされて返却され、
再使用はできなくなる。（ゴミ）
８社目 学歴不問
人柄を重視します
「人柄を重視します」と言っても、
面接では、全ての応募者が
「ものすごく いい人」を演じるため、
結局 条件は同じである。
同じ条件ならば、やはり
職歴・経験者などが優先される。
９社目 急募
マイカー不可のため、電車で移動。
所持金が少ない状況なのに、
交通費 往復１８００円かけて面接へ。
１時間半かけて 到着
やむをえず、履歴書だけ預けて、
３日後、出直す事に。
所持金が少ない状況なのに、もう一度、
交通費 往復１８００円かけて面接へ。
マイカー不可のため、電車で移動。
１時間半かけて 到着
もう決まってたwww 明らかに、会社側の
「スケジュールの調整ミス」だが、
謝罪される事はない。
面接してもらえなかったのに、
交通費３６００円 パア
１０社目
面接中 話が盛り上がる
企業によっては、１人あたりの
面接の時間が決まっている場合がある。
例として、１人あたり１５分など。
応募者のスペックが低く、
明らかに不採用最右翼なのに、
それでも、会社のルールにより、
１５分の面接をしなくてはならない。
この時、面接官のやる気は、かなり無い。
１５分の縛りがある以上、
すぐに追い返すわけにもいかず、
やむなく、面接を開始する。
この場合、面接はやっつけ仕事となり、
あっという間に 面接官の質問が尽きる。
やがて、沈黙が多くなる。
さすがに 気まずいため、
仕事とは関係の無い話題になる事が多い。
ふいに、趣味の話題になる。
偶然にも
面接官と同じ趣味である事も多い。
まさかの意気投合www
「沈黙」からの「盛り上がる」。
趣味の話となると、俄然 元気になり
互いに熱く語る。
予定よりも長い時間の面接となり、
面接官と友達みたいになる。
話が 異常に盛り上がり、
これはいけるかもと、
確かな手ごたえを感じる。
そして ３日後
普通に 落ちる
( ﾟ∀ﾟ)・;'.、ｸﾞﾊｯ!!
「盛り上がる」からの「落ちる」。
当たり前の事だが、
「面接が盛り上がる」のと、
「採用される」のは、
まったく別次元の問題である。
ヘタに期待しちゃう人が 非常に多く、
期待した分、
不採用になった時に、ヘコむ。
これ マジで ヘコむ
趣味の話で盛り上がるというのは、
あなたに
仕事の話をしてもムダだという事である。
弊社には必要ない人材だったからって、
すぐに帰すのも 申し訳ないから
世間話でもして、時間を稼いでいるだけだ。
応募者は それに気づかず、
「俺 気に入られてるよ〜」と、
ドヤ顔で、趣味を熱く語る。
そもそも、企業面接で
個人の趣味を熱く語るなど、
ありえない。（聞きたくも無い）
１１社目
面接日は 追って連絡します。
以降、
音信不通（不採用）
不採用通知すら 無し
見事に全滅
これだけ 立て続けに不採用になると、
自分の存在を完全否定
された気分になり、
社会から必要とされていない人間だと
自分を責めてしまうが、実際、
その通りである。
「今のあなた」というものは、
過去の行いの結果（集大成）である。
過去に楽をしてきた人は、
後になって、必ず、報いを受けるのである。
（金持ち社長の息子・娘は除く）
一般人であれば、全ては因果応報であり、
不採用も 自己責任となる。
（会社が悪いわけではない）
やはり、無職・フリーターは、
企業からの印象が かなり悪い。
まれに、意図的に正社員にならず、
「資格を取るために
１年間フリーターやってました」
という亜種もいるが、
これは、「正社員から逃げた」とみなされ、
実際の印象は、けっこう悪い。
企業から見ると、正社員以外の職歴は、
「ゲームばっかりしてた」と同類扱いされる。
「正社員から逃げた」という意味では、
「資格勉強」も「ゲーム」も同義であり、
ひどい時には、面接時に、資格ともども、
全否定される事も少なくない。
実務経験が無ければ、
資格など意味をなさないと言うのだ。
さらに言えば、資格を取りたいなら
「正社員しながらでも取れるだろう」
というのが、一般企業の見解である。
厳しすぎると思うが、実際には、
あなたが甘いだけである。
つまり、理由はともあれ、無職や
フリーターは、「人生手抜き」扱いとなる。
近所にバレる
「ご近所さん」であれば、
ちょくちょく顔を合わせるため、
お互いに
「仕事してるか」は、分かってしまう。
「アイツは いつも家にいるから無職だ」
と、冷静に分析される。
そんな中、スーツを着て外出すると、
近所の人から かなり注目される。
しかし、面接などでは、
２〜３時間で帰ってくるため、
すぐ無職だとバレる。
この時、すごく恥ずかしい。
しかも、回覧板のごとく、
無職情報は、地区に知れ渡る。
まれに、スーツを来て歩いているだけで、
「ご近所さん」から、
「がんばれ！」と、声援を頂くこともある。
この時、すごく恥ずかしい。
（求職中なのが バレている）
しかし、これだけ叩かれても、
生きるためには、
職を探し続けなければならない。
再び、ハローワークへ行き、
同じ事を ひたすら繰り返す。
採用されるまで、無限ループである。
企業面接や ハローワークにかかる
全ての交通費は、全額自腹であり、
収入が少ない者の場合、かなりイタイ。
就職が遠いwww
ハロワに顔を覚えられる
ハローワークに何度も通っていると、
当然、顔を覚えられる。
これは すごく恥ずかしい。
「また来たよ コイツ」
「まだ決まらねえのかよ」と、
同情に近い顔をされる事がある。
再出発 あきらめない
ある日、ハローワークにて、
気になる求人を見つけた。
下記の会社であった。
この時、社会人経験が豊富な人は、
求人票を見ただけで、
ブラック企業かどうか、
ある程度、判別できる。
社会人経験が豊富な人は、
次の部分で、難色を示す。
赤い○の部分は、トラップ、
および、釣り求人だと予測する。
(トラップの根拠は 次のページで解説）
しかしながら、
社会人経験が著しく少ない人は、
それが見抜けないため、
最後の最後まで、
給料を基準に選んでしまう。ｵﾜﾀ＼(^o^)／
この場合、給料は確実に16万である。
能力があっても、社長が
俺は認めないと言えば、何年勤務しても
給料は16万である。 て言うか、
最初から認めるつもりは無い。
しかしながら、
社会人経験が著しく少ない人は、
そんな事は 知る由（よし）もない。
俺も、がんばれば
485000円貰えるかも！！ と、
壮大な妄想を 始めてしまう。
でも、何年勤務しても、給料は16万である。
このように、
社会人経験が著しく少ない人は、
ブラック企業に引っかかる可能性が
極めて高い。
ハローワークでは、極力、
ブラック企業の求人は排除しているが、
「イタチごっこ」で、どうしても
ブラック企業が入り込んでくる。
それに気がつかずに、
ブラック企業に応募すると、こうなる。
その実態は、次のページで。
ブラック企業に応募すると、こうなる。
その実態は、次のページで。
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