アシスタントの中にも成長が見られない人がいる
アシスタントはつらいよ
進歩の無いアシスタント
どんどん差が開いていく なぜ?
売れないアシスタントには共通点がある
□□売れないアシスタントの共通点□□
コミュニケーション能力が乏しい
たった1つの得意分野に関しては、人一倍詳しく、永遠に話せるのだが、
得てして、その他の分野には一切の興味がない(全く知らない)。
例えば、パソコンに関してはプロ級で、何でも知っているが、
お客様がパソコンに一切興味がない場合、以後、会話が無くなる。
お客様の方が気を使って、スポーツや音楽の話を振ってくれるが、
「ぼく、スポーツ見ないんですよ〜」「音楽はたいして聴かないッスね〜」で会話終了。
喋らないのがいけないのではない。お客様の方に気を使わせるのがいけないのである。
美容室には不特定多数のお客様が来店し、好きな分野は千差万別である。
美容師を目指すなら、子供が好きな流行のキャラクターから、
年配者が好きな歌舞伎・相撲まで、知っていなければならない。
広く浅くで良いのである。主要人物だけでもほんの少し知っていれば話は充分展開できる。
また、時事ニュースも大いに役に立つ。
世界・国内の事件・事故・政治・オリンピック・ワールドカップ・芸能人ネタなどなど。
これは、社会人としても、知っていなければならない事だが、
新聞・ニュースを見るクセをつければ、かなり有効となる。
こうした労力を怠ると、お客様との会話が困難となり、相手に苦痛を与えてしまう。
そんな美容師を、誰が指名するだろうか? しない。
ファッションセンスがおかしい
自分の容姿(髪型・服装)に、関心が無い。
もしくは、関心があるが極端すぎて、容姿が著しく奇抜・異端児である。
美容師は、歩く看板である。
「あの人みたいにオシャレな人間になりたい」と、お客様に思わせなければならない。
「おのオシャレな美容師さんに、是非、私の髪を切ってもらいたい」と、
お客様や、通行人の見本にならなければならない。
これが、ロックバンドみたいな奇抜すぎる髪型・メイクだったらどうだろうか?
中には、好きな人もいるだろうが、大部分のお客様は、
「私も、あんなにされちゃうのかしら?」とか、
「あの人、普通の髪型のカットは、ちゃんとできるのかしら?」と、
疑われるのが普通だ。
あと、見た目が汚らしい美容師は論外である。
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同じ練習ばかりする
マネキンでは上手くワインディング(パーマのロッド巻き)できるが、
営業中の実際の人間の頭では、上手く巻けず、先輩に全部外されてしまう。
毎日夜遅くまで残って練習しているのは素晴らしい事だが、
彼は何時間もマネキンで練習している。
マネキンでは、かなり綺麗に巻けている。コンテストでも通用しようなレベルだ。
この練習生は言う。「なんでこんなに努力しているのに、本番では失敗するんだろう。」
答えは簡単だ。
人間で練習していないから
マネキンで上手く巻けたら、今度は生きた人間で練習するのが普通だ。
なのに、いつまでもマネキンで練習している。つまり、
すでにできる事を練習しても
意味がない ただの自己満足
自分を励ますために、成功が確約されているマネキンでワインディングし、
本来やらなければならない、人間での練習を怠っている。
本人は「ものすごく努力家だと思っている」ようだが、
先輩から見れば、「ただのサボリ魔」である。
本当に上手くなりたいのなら、知り合いにお願いして、頭を貸してもらうのだ。
人間で練習しない人の理由としては、「友達がいない」が代表的である。
これの理由がそもそも間違っており、本来アシスタントは街に出て、
知らない人に「モデルになってください」と、ナンパしなければならないのである。
このナンパは、業界では「ハントする」と呼ばれる。
マネキンは練習の練習
人間のモデルが真の練習
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