【ヤンキー必見】ガチンコファイトクラブというカオスな番組

２０００年頃　血気盛んな不良たちに
大絶賛された　伝説のヤンキープロジェクト

ガチンコファイトクラブとは
その辺にいる、「ケンカ自慢」の、
不良・ヤンキーたちを集結させ、
３ヶ月後のプロテスト合格を目指す、
今考えると、ムチャクチャなテレビ番組である。

専属コーチが本物の
世界チャンピオン

ボクシングのミドル級は、
世界でもハイレベルで、激戦区である事から、
黄金のミドル級と呼ばれている。
日本人では、それまで戴冠はもちろん、
誰一人として挑戦者すら現れなかった、
至高の階級である。
この竹原慎二さんは、１９９５年、
当時の最強王者であったカストロ選手から、
ボディブローでダウンを奪い、なんと、
判定で勝っちゃう！！
つまり、
日本人には不可能と言われ続けてきた、
ミドル級世界王者になっちゃう！！

簡単に言うと、竹原慎二さんは、
ものすごく強い！！
おまけに、１８６cmと、かなりデカい。

出演者が全員不良・ヤンキー
チンピラ・チーマー・ギャング

こんなヤンキーたちが、大勢登場するッ！！
他人同士のヤンキーが２人以上集まると、
たちまち乱闘騒ぎが始まるものだが、
むしろ、
それを期待する視聴者が多かった。
期待を裏切らず、毎回ケンカ祭りとなり、
特に、シリーズ後半の４期生編などでは、
数十人が入り乱れての、大乱闘シーンも
しばしばあった。（ド迫力）
今の時代であれば、放送できなさそうな
乱暴なシーンが多い番組であったが、
ものすごく、インパクトがあり、
想像以上に視聴率が高かったため、
続編が何度も作られ、
最終的に５シリーズまで続いた。
そのため、登場するヤンキーたちの系統も、
非常にバラエティに富む事になる。

オーディションでの
やりとりがウケる
一期生・二期生編では、TOKIOの
国分・長瀬が面接官を勤めていた。
国分が、ヤンキーに質問する。
「なんで、ボクシングをやろうと思った？」

まさかの　無言
（１０秒の沈黙。気まずい）
当然、冷やかし半分で
オーディションに来たヤンキーが大半だ。
面接での無言に、国分も、苦笑するしかない。
（必死に笑いをこらえている）

オーディションでの
強さアピールがウケる
特に、二期生編のオーディションからは、
先輩である一期生を馬鹿にすることで、
己の強さをアピールする不良が続出する。

三期生編以降は、竹原も面接官に加わっている。
この場合、ほとんど竹原を中心に
オーディションは進行する。
竹原がオーディションから参加することにより、
候補生（オーディション受験者）と
竹原が、しばしば衝突する。

オーディション会場で
必ず乱闘騒ぎになる

説明会でも乱闘騒ぎになる
オーディション合格後、
４～６名の合格者を集めて、
（自己紹介・今後の流れなどの）
説明会が行われる。
もちろん、ここでも、騒ぎが起きる。
大抵、態度が悪い不良たちに対し、
竹原が激しく怒る事が発端となる。
沖ジムの最高責任者であり、
竹原の師でもある宮下会長が、
一生懸命、説明している時でも、
サングラスを外さない者、
終始、寝ている者、
禁煙パイポをくわえている者、
見事に全員、あからさまに態度が悪い。
恩師がコケにされて、竹原も
黙っていない！！

２期生以降は、
ボクシング経験者も参加しているが、
ファイトクラブでは
　　基礎からやってもらうという、
コーチ竹原の方針と、対立する。
スポーツをする不良というのは、得てして
「基礎」という言葉が大嫌いである。

ゲストとして
他のプロボクサーや
チャンピオンが出演する

辰吉丈一郎・畑山隆則、

大嶋宏成・坂本博之など、
本物のチャンピオンや、プロボクサーが
ファイトクラブのヤンキーたちに、
指導・激励に来てくれる！！

先輩にもケンカ売る
２期生以降は、
前シリーズの先輩たちに、
後から入ってきた後輩たちが
加わるという構図になる。
ファイトクラブのクラブ生も、大所帯になり、
竹原１人では面倒見きれないため、
先輩クラブ生たちに
コーチ役を任命する。これで顕著に
先輩・後輩という立場に分かれるのだが、
当然、不良にそんなものは関係ない。
こんなプロテスト落ちたヤツらに
　　　何ができんの！？
なんでこんなヤツらに
　　　教わんなきゃいけねえんだよ！！
お前らなんか１０日で勝ってやるよ！！
言いたい放題である。